皆さんこんにちは。
エンタです。
先日からなんだか、気分が↓↓↓ですw
良い時もあれば悪い時もあります。
そんな時でも顔を上げて行けるようにしたいですね。
閑話休題
削孔径は何で決まるんですか?って聞かれました。
そこで、なぜ決まるかを書いてみようと思います。
削孔径の種類
45㎜:ルートハンマーや削岩機での手堀削孔(現場条件Ⅲ)
45・50・65㎜:自穿孔ボルト 手でも機械でも同じ(現場条件Ⅲ)
65㎜:吊り式・スキッド式(現場条件Ⅰ・Ⅱ)
90㎜:2重管削孔 スキッド式・(市場単価以外)
115㎜:2重管削孔 綱棒がD29以上の場合(市場単価以外)
大体こんな感じです。
※スキッド式とは、足場を作りそこに乗せ施工を行う定置式などとも言われます。
削孔径の選定理由
45㎜の場合
大体が手堀人力削孔になるのですがこれは狭小地(きょうしょうち)ですね。
急傾斜地も同じです。真後ろに民家が隣接している場合は機械を入れる事が不可能な為です。
自穿孔ロックボルト 45・50・65㎜ の場合
これも上記と同じく手堀の場合は狭小地でスキッド式、吊り式機械削孔の場合では地山孔壁の自立困難な場合
ですが、これがグラウト注入において定着体をしっかり造成できないと言う理由から2重管に変わっています。
65㎜の場合
削孔地山が自立して孔壁が崩れない山が対象
90㎜の場合
削孔地山が自立せず鉄筋を入れても挿入出来ない、しづらいと予想される山が対象
115㎜の場合
特殊なロックボルトで、挿入鉄筋径がD29以上でかつカップラーを使用する所
結局はカップラーが入らないと言う理由がほとんど。
選定理由が分かれば設計変更しやすい
設計理由がわかれば、設計変更も意外にたやすい事が分かります。
例えば、削孔しても地山が崩れる為ボルトを挿入出来ないって事が最初から分かっている場合は、
試験施工を行い変更する。
そして65㎜から90㎜に変更した場合、削孔径が変わると周面摩擦抵抗の面積が大きくなります。
摩擦がたくさん取れると言う事は短くても済む事になります。
ただし、不動土塊に根入れがどの位あるかによって変わってきますので注意が必要です。
設計変更時に必ず再計算を行って下さい。
また、アンカーとは違うのでもの凄く短くなる事もそれ程ありません。
設計通りでの試験施工→役所立会と確認→設計変更理由の協議書提出→設計変更に伴う積算と数量提出→設計変更
こんな感じのイメージです。
計算にもし困った時は、一度私にご連絡ください。何か手伝える事があるかも知れません。
なにせ、五大開発のソフトが付いてますからwww
その際に必要なモノは図面(データ)一式と設計計算書です。
積算はどちらでもよいです。
それではまた。
ボルトスケール・クリップスペーサー・緑化スペーサー
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