皆さんこんにちは。
エンタです。
最近よく考えているんですが、技能実習生を雇うことの弊害を。
うちでも技能実習生を雇用し日本人の人手不足を補っている訳ですが、
それによって起きている弊害を考えて見ました。
技能実習生の中身を知らない方々は企業にとってメリットしか無いと思われがちですが、実際はそうでもないですよね。
とういうか、全然お金はメリットではないですけどねw
いまだにそう考えている人が多いですが、それは今回ほっておいて、今回はデミリット。
日本人でも完璧では無いのですが意志の疎通や専門用語の伝わりやすさ等を踏まえると、
日本人を使うよりも技能実習生を使うことが
全体の品質が落ちていると言う事です。
簡単にザックリ書きます。
吹付工の5人で考えます。
全部日本人のチーム
1工種完璧な日本人:100%
1工種完璧な日本人:100%
1工種ほぼOK日本人:80%
1工種半分な日本人:50%
1工種半分な日本人:50%
平均割合:76%
技能実習生を含むチーム
1工種完璧な日本人:100%
1工種完璧な日本人:100%
1工種半分な日本人:50%
昨日来た実習生:10%
3年目の実習生:60%
平均割合:64%
しかも、実習生の場合この仕事出来る割合が100%までは上がりません。
なぜなら専門用語や専門知識、仕様書や設計書、図面の理解が出来ないからです。
中にはエンジニアという職で来ている方も居ますが、それは外国人労働者という分類になります。
日本人であれば、ある程度の理解と認識が出来るはずなんです。
なので全体的な品質を確保しつつ施工が出来ますが、実習生が入ることで上がりにくい品質をどう担保し続けるのか?
品質もですが、出来形も同じです。
海外行ったことがある方はわかると思いますが、ヨーロッパやアメリカなど以外の文化圏では出来ていればOK
って感じです。
モノや形があれば良い。
かつての中国のような感じですね。
それが今でも十分ある世界です。
しかし、実際の現状がこの有様なのでいかに日本人がしっかり見て確認していくか?
コレに掛かっています。
特に今は建設業の色々な意味での過渡期なので日本人に対する負担も大きくのしかかります。
皆さん凄く大変だと思います。
我々日本人は品質、出来形(見栄え)を落としたくないですよねー
それが少しでも緩和できる様な策が有ればイイですよねー
品質を上げ、正確な出来形を求めて行ける様な何かがあれば。
私自身もそれを良く思うので、それを徐々に公開していくのでもう暫くお待ち下さいw
まぁ見て頂いてダメならやり方変えれば良いので、私が勝手にやってる事なので生暖かく見て下さい。
それではまた。