皆さんこんにちは。
エンタです。
GWも終わり通常営業です。
やっぱ仕事してる方が楽で良いですね。
先日の続きです。
先日、机上の空論を図面化しました。
コレですね。
白○が主アンカーピン(φ16×400)です。
横が2mピッチで縦が1.5mピッチです。
赤四角が補助アンカーピン(φ9×200)です。
横が0.66mピッチで縦が1.0mピッチです。
あくまでも図面上で割り振ったのでこんな感じです。
主アンカーピンに関して言えば、横は1.8mピッチでラスの重ね部分に打設する方が無難でしょう。
こうやって書くと、意外に余裕がある様に見えますよね。
実は実際ラスのピンに関して言えば結構打ち過ぎているんですw
設計で言えばラスト同じ1.4倍と見られがちですが、実はそのまま1.0倍でOKです。
と言うのも、ラス金網は重ねが10㎝あるのでロスが出ます。
しかし、真っ平らな法面の場合、仮に図面通りに打設した場合ロスはありません。(机上)
なのでアンカーピンに付いては設計の面積分の材料でOKと言う事になります。
が、そんな山なんてまずありませんw
だいたい2割程度のロスはあるでしょうし、監督もその程度見込んで材料を発注しています。
足らなくて現場止まるよりはマシですからね。
ちなみに、上記ラス張り完了写真は15年位前に私が代理人した現場です。(小規模災害の現場でした。)
材料は若干余るくらいが丁度良いと思います。(アホみたいに余るのは監督の経験不足)
だいたいのピッチを知っているとザックリですが、しっかり打ててるって分かりますよね。
監督はそう言う所も知っておくと管理しやすいですし、職人も把握しやすいです。
それではまた。