ラス張り工の打設ピッチ(その1)

皆さんこんにちは。

エンタです。

ラス張りしてますか?w

ラス張り工においてアンダー打設本数確認ってやりますよね。

100m2当りに主アンカーピン30本と補助アンカーピン150本以上が規格値です。

この規格値今はどこにもありません。

と言うのも、今は市場単価になっています。

市場単価方式とは、公共工事の積算において従来からの歩掛りと労務・材料価格等によ って積み上げられた複合単価を用いず、材料・労務費・機械経費・運搬費及び下請経費を 含んだ市場での実際の取引価格を把握し、この価格を直接、積算に用いる方法である。

市場単価

現在ラス張り工で1m2あたり1,620円です。

愛知県:1000m2以上(標準) 制約無 法面清掃有(補正無)

 

よくこの30本と150本の根拠を聞かれます。

実際は昔の国交省の黄色本(積算)に掲載されていましたが、今はありません。

いま現在で載っている書籍は土木施工単価でしょうか?

数年前まで載っていたと思います。

 

そして、市場単価になった為、ロス率等の概念が無くなったのですが実際はあるんです。

昔はロス率という決まった数字があって、例えばラス金網なら1.4倍です。

1000m2の法面を施工するのに1400m2分の材料が必要でそれを入荷する必要がありました。

しかし、市場単価になった為1000m2の法面をラス張りするのになぜ1000m2以上入荷するのか?

と以前役所に言われました。(若い新人ですが)

なので受け払い簿とかも必要無くなりました。この部分は楽になった(地域による)

昔は1.4倍というロス率をかなり意識していましたが、今はやった分だけって事でOKです。

しかし、積上げ積算の場合だとロス率が関係するので気を付ける必要があります。

 

で、ココまではラス張りのお金の話でした。

ここからが、書きたかった本題ですw

 

皆さん現場で職人さんがラス張りのピン打ちをしますよね。

その際のピッチって考えた事ありますか?

コレって昔から言われており普通に気にもせず打っている方多いと思います。

コレがピッチです。と言っても机上の空論ってやつです。

図面の正方形は10m×10mの100m2です。

って思ったのですが、今回はここまで。

 

それではまた。

  • B!

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