ラス張り工の意味

皆さんこんにちは。

エンタです。

今日ほぼどこの会社も仕事納めですね。

うちも現場は今日までです。

年末になると、なんだか買い物したくなりませんか?

普段は何とも思わないのに、急に欲しくなったりwww

私は昔、年末にヤフオクで詐欺に遭ってから年末は絶対買い物しない!って

決めてますw

焦って買うとろくな事無い。

なので、よく商売文句で

「今週中に購入されると10%オフですよ!」

「今決めてくれれば安くなる」などなど

だいたいあんなの嘘っぱちですからw

昔はよくアレにダマされましたw

次の日も同じ事言ってるセールスマン一杯いますからwww

年末年始だけはお金使わない!

コレで来年もお金貯めて、機械買いますw


閑話休題

 

ラス張り工

法面の基本中の基本ですよね。

 

なぜ、こんな事やってるかって意味を考えた事有りますか?

私も若い頃は何も考えずに現場に行って、

下請けの親方と一緒になってラス張りしてました。

3年くらいは監督兼職人&雑用でしたwww

おかげさまで、イロイロな事を学びました。

学んだ結果が、なぜ、こんな事やっているのかと言う疑問に。

コンクリートの特性と鉄の特性を考えればよく分かります。

常識的な話しですが、

コンクリートの特性=圧縮に強い

鉄筋の特性=引張に強い

ですよね。

コレを合わせる事で圧縮にも引張にも強い複合構造が出来上がります。

それが外力に対し作用する訳です。

仮設吹付ラス金網無し3㎝って有りますよね。

アレって足で簡単に割れます。

しかし、あれにラス金網が入ったら割れにくくなります。

 

またラス金網を入れる事によって法面全体の連続性が出てきます。

法面全体で外力から守ると言う分けです。

部分崩壊が起きてもラス金網が入っている事によって、

連続性が有るので全体で受け止める構造になります。

また、老朽化による剥離落下防止という意味もあります。

 

ただし、所詮2mmの鉄線です。

強度は期待出来ませんので設計において強度計算はされません。

 

スペーサーにおいてラスを真ん中に持って行きますよね?

実は鉄筋コンクリートは鉄筋が出来る限り外側に有った方が外力的には強いです。

鉄筋かぶりを無視した場合、出来るだけ外側の方が外力に対しクラックの入りは少なくなります。

なので、モルタル吹付等の施工の場合、

ラス金網が真ん中よりも表面に近い方がクラックが入りにくいと言う事になります。

が、モルタル吹付の場合の検証はされていません。

しかし、ファイバー等の混入でクラックが減るという事実があります。

ファイバーは表面まで全ての断面に入っていますよね?

 

それではまた。

  • B!

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