皆さんこんにちは。
エンタです。
本日、大阪モーターショーに仕事のついでに行ってきました。
1時間半という限られた時間の中で1つ思った事は、
モーターショーと言う違う一面を見た気がしました。
車だけがモーターショーではないんだなー
閑話休題
コンクリート養生について
JIS A1108
コア供試体は、試験のときまで 20±2℃の水中に 40 時間以上漬けておくと、
試験時に供試体の乾湿の条件をほぼ一定にすることができる。
に付いてです。
コレを調べた結果、驚きの事実が!!!
結論w
試験日前に抜いたコアは空中養生すると非常に乾燥する。
乾燥すると強度が落ちる。
しかし実際の現場の法枠は雨が降ったりして湿ったりしているわけで、ずーっと乾燥してるわけではないのです。
なのでコアと現場の強度差が生まれそれを同条件とする為に、
コアを40時間以上水中養生すれば現場と同じ条件と同じにする事が出来る。
コアの養生方法においての強度と現場強度との比較
コア(空中養生)<現場
コア(採取時から常に水中養生)>現場
コア(試験日前40時間以上水中養生)=現場
コア採取時は空中でも良いのですが、試験の2~3前には水中養生に切り替えて試験をした方が良いと言う事です。
そうする事で現場と同条件となり、またバラツキも抑えられます。
バラツキがひどい現場は一度試してみる事をお勧めします。
ちなみに、もし業務委託(現場をあまり知らない)の方々に「吹付は空中養生が基本でしょうに!!!」と言われましたら
JIS A1108
に載っています!!と堂々と言ってくださいwww
また、乾燥状態のコアは通常のコアよりも最大で約2割程度強度が低下
するそうです。(↓文献に掲載してあります。)
参考文献:コンクリートからのコアの採取方法 及び圧縮強度試験試験方法
JISA1107 日本工業標準審査会 審議 H24.3.1改正 (日本規格協会 発行)
コンクリート技術の要点11(社団法人 日本コンクリート工学協会)
それではまた。