皆さんこんにちは。
エンタです。
春に1次下請として施工した現場が先日表彰されたと言う事で非常に嬉しい!!
元請が喜んで連絡が来ました。
とにかく嬉しい!
下請の醍醐味ってコレです。
元請が役所に評価され我々が元請に評価される。
もっと頑張って行きたいと思える瞬間です!
閑話休題
グラウンドアンカー工において削孔がどうしても上手く行かない時ってありますよね。
特に砂質土で地下水も有り所定の削孔長なのに砂が上がって来てアンカーが入らない。
特に都市土木で仮設アンカーの際には多々あります。
そんな時どうするか?
私はこの話をブログ内では何回か書いているんですが、
セメントミルクで削孔する!
です。
配合を半分ぐらい落しても良いのですし、そのままのグラウトで削孔しても良いです。
インナーを入れた状態で上げたり下げたりすると一緒にスライムの砂が上がって来ます。
この動画のセメントミルクは通常の半分の配合比です。
それでもスライムに砂が混じるのでドロドロに。
しかしこの比重が高いセメントミルクでの削孔で砂がケーシング無いに入って来れないため
上手くアンカーが挿入出来ます。
またアウターケーシングの回りにもしっかりセメントミルクが入るので孔壁周辺も保持出来ます。
すこしお金は掛かりますが、確実に施工出来るやり方です。
ベントナイトを使用してのCB注入という手もあるのですが、
定着を考えると得策ではないためあまりやらない様に思います。
私もやった事がありません。
薬液注入などでは多々ありますけど。
この削孔で大変なのはとにかく掃除ですw
ココがホント大変なので場所と現場を選びます。
出来る現場や状況であればオススメです。
それではまた。