グラウンドアンカー工において、定着部の注入よりも自由長部の注入をしっかり施工事でリスクを抑えられる可能性じゃね?

皆さんこんにちは。

エンタです。

コレ何か知っていますか?

特徴的なのが、真ん中に向かって円の跡がありますよね。

コレは圧力を掛けた状態で硬化させた加圧コンクリートです。(以前も出しましたけどw)

 

パッカーのセメントミルクを中に入れて硬化させるとこうなります。

逆に圧を掛けないで硬化させると

普通に層になってます。

普段セメントミルクの供試体を取ってもこうなりますよね。

 

よくグラウンドアンカー工に置いて加圧すると強度が増すとか言います。

それは正確に言うと嘘なんですw

 

加圧コンクリートで有った場合脱水され強度が上がる事が分かっていますが、

無加圧の場合は通常通りです。

グラウンドアンカー工における加圧は一時的なモノで必ず除圧します。

しかし、最低部からすればセメントミルクの重量で加圧はされています。

 

そして加圧すると地山に浸透すると言われています!

これもほぼ嘘ですw

 

相当緩い地盤(N値が低い)の砂質土でなければ浸透しません!

薬液注入における水ガラスなどの薬剤と比べて比重が違い過ぎ、また粒子サイズも違うんですよ。

 

しかもそんな加圧して入る様なところ(砂質土)に永久アンカーの定着部を持ってくる事はあり得ませんよね。

実はこの辺も論文で実験結果があるんです。

グラウンドアンカー工 加圧注入

で調べると論文が出てきます。

 

自社特許に関しては都合の良いデーターになっている所も有りますけどw

脱水でセメントミルクの水セメント比が下がり高強度となると書かれている地質は砂質土ですw

加圧して砂質土に水が吸収され強度が上がると言うイメージです。

 

と言う事は逆に言うと浸透しやすい土質で加圧するべきで、

定着部は加圧せずに自由長部で加圧した方がイイよね!?

って事ではないですか?

先日の話しで自由長部も定着部の摩擦を担っているので正解はそちらでは?

グラウンドアンカー工における緊張管理はやはり意味のない管理なのか!?

 

定着部の考えよりもいかに自由長部をしっかり注入出来るか?

そもそも定着部は確実にセメントミルク入りますからねぇ~w

 

皆さんの考えはどうでしょうか?

 

それではまた。

  • B!

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