皆さんこんにちは。
エンタです。
最近、何かとバタバタしていました。
そして、ブログが遅くなると言う悪循環。
申し訳ございません。もう少し早くアップ出来るように心がけていきます!
閑話休題
ロックボルトの削孔長は3.0mです。
例えば、300□の法枠であれば、綱材長は
頭出し+法枠厚+削孔長=0.1m+0.3m+3.0m=3.4m
でわコレは?
あきらかに300㎜以上ある法枠です。
実測で500㎜有った場合、削孔長が200㎜減ってしまうじゃないか!!!!
って昔言われました。
まぁよくある光景ですよねー
法枠を山に沿って設置せずに、見た目重視型で枠を通した場合にこうなります。
別にこれはコレで有りなんでしょうが、私的にはお金の無駄だなーって思います。
伏せ網+モルタル+手間=無駄遣いw
鉄筋が太くて、山の起伏(凹凸)が激しい場合は別ですよ。
まぁソレは別として、ロックボルト工では削孔長の問題が多々有りますが、特に言われやすい所ですね。
結論:削孔長は変わりません!
以上!
って言うわけには行かないので説明をwww
200㎜の部分は土砂部(地山)と考えます。
イヤイヤ!モルタルじゃん!って言われそうですw
施工的に地山の起伏(凹凸)が激しい場合、貧配合のモルタルを吹きつけした後、その上に法枠を設置したりする場合もあります。
もしくは、地山に盛り土整形後法枠を設置します。
元の地山よりもしっかりとした物が乗る方が設計的にはプラス方向になるのは分かると思います。
「凹凸を無くす為に埋め戻した物が地山と同等もしくはそれ以上の物であれば、それを地山と見なします。」
法面保護協会の「のり面保護工施工管理技術 テキスト H19年 P189」にはこの様に載っております。
と言う事で、吹付で設計以上厚くなった法枠の下部の部分は地山という解釈で行けば、
削孔長は変わらないと言う事になります。
あまり細かい事言われると現場仕事は出来なくなりますが、知っておいて損は無いように思います。
簡単に考えれば法枠って、
「滑りそうな(崩れそうな)山を法枠の重さで押さえつけてる」
デコボコをモルタルで吹いたらもっと重くなってイイじゃないか!!!
って事ですwww
それではまた。