皆さんこんにちは。
エンタです。
今日は少しIT技術寄りの話。
最近は「AI」とか「ChatGPT」という言葉をよく聞くと思います。
皆さん使っていますか?
実際に現場でも、翻訳ツールやAIをどう活かすかが大きなポイントになってきます。
1. 外国人技能実習生との会話がスムーズに
イマドキの建設現場は、ベトナム・ネパール・フィリピン・インドネシアなど、多国籍メンバーが一緒に仕事しています。
でも「安全指示が伝わらない」「細かいニュアンスが分からない」ということ、ありますよね?
そこで役立つのが翻訳ツール。
スマホやタブレットで日本語を話すと、即座に相手の母国語に変換。
逆に相手の言葉も日本語にしてくれる。
「指示が正しく伝わる」だけで事故が減り、作業効率が上がります。
このブログでも翻訳についてはかなり使っています。
2. 書類や報告の自動化
現場日報、資材の搬入リスト、安全書類…。
正直なところ「書くのに時間がかかる」ものばかりです。
ChatGPTを使えば、
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簡単なメモを入力 → 整った文章に自動変換
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外国人向けに多言語で出力
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契約や見積の文章を「失礼のない形」に整えるなどなど
これだけで事務作業の時短につながりますよ。
3. 教育とマニュアル作り
新人や外国人実習生に「毎回口頭で説明する」のは大変です。そして、毎回言う人が違うとニュアンスが変わります。
日本人でも同じ事がおきますよね?
Aさんはあんなに言ったのに、Bさんには反対の事言われてムカツク!ってw
ChatGPTを使ってマニュアルを文章化すれば、誰でも同じ内容を共有できます。
しかも翻訳付きで配れるので、理解度も高まります。
この文章化する作業も単語で良いんですよ。そしてそれをチェックして悪い部分を編集。
そうするだけでかなりの時間短縮になります。
4. 注意点
ただし、万能ではありません。
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専門用語の誤訳
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ネットに依存しすぎると「考えなくなる」リスク
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会社の機密情報は入力しない方が安全(特に大手はコンプラ違反になる可能性)
AIはあくまで「補助輪」。
使い方次第で仕事の質が変わります。そして、量をこなしてくれます。
5. 写真の判定
この機能はかなり使えると思います。
全体の面積1000m2とした時に、赤で囲んだ部分の面積はどの位?とかの質問でも答えてくれますw
先にある程度色を塗ったりして明確にしてあげる必要が有りますが、法枠の出来高や数量もある程度の目安になります。
残りのセメント・砂の数量も出せますよw
単管の本数の検算とかにも。
正面からしっかり写真撮れればある程度正確に画像判定してくれます。
ChatGPTや翻訳ツールは「現場のコミュニケーション」「書類の効率化」「教育」「確認」に大きな力を発揮します。
ただし、最後は人間の判断が必要。
AIを上手に取り入れるかどうかで、今後の現場の差がつく時代になりそうです。
それではまた。