皆さんこんにちは。
エンタです。
ザブトン枠の施工していますか?
ザブトン枠が割れて受圧板が馴染みました。
って聞くとどう思われますか?
クラック入るとまずいと思われますか?
反対に受圧板が馴染んでOKって思われますか?
実際は受圧板がしっかり地山と馴染んで問題ありません。
元々10㎝厚のザブトン枠に関しては配合比が1:8での貧配合モルタルでOKとされています。
それは、受圧板がザブトン枠に馴染み地盤にチカラがしっかり加わるようにする為の不陸調整台座だからです。
地山に馴染むためにはザブトン枠が沈んだり、若干割れたりして受圧板と地山に馴染みます。(バキバキに割れるわけではない。)
あくまでも、受圧板と地山の馴染みを(不陸調整)良くするためのモノです。
多少割れようが変形しようがそれで役目を果たしています。
荷重が掛かっているのでまず取れる事や落ちる事はありえません。
しかも、あくまでも枠ですから周囲に網も掛かっていますし、鉄筋も入っています。
ズレ止め鉄筋も打設してあるのでズレません。
ましてや、厚みがある場合かなり補強してあるのでまず落ちません。
クラック入る場合は10㎝のザブトン枠の場合や、一部分の地山が土砂、地山が柔らかい場合が多いです。
特に地山が柔らかい場合は地耐力の問題もあり、アンカーの緊張力が地山に伝わる際にクラックが入ったりします。
特に試験中に。
しかし、それで問題ありません。
グラウンドアンカー工においての、
ザブトン枠工の目的はグラウンドアンカー工の緊張力をしっかり地山に伝える事です。
ざぶとん枠の本質は緊張力を地山に伝える事なので、ざぶとん枠が割れたり変形し地山に馴染む事が本質になります。
ざぶとん枠のクラック=本領発揮中
コレが法枠となると話が違ってきますのでお気を付けて下さい。
それではまた。