求人倍率にみる今後の建設業2025年問題とその行く末は

皆さんこんにちは。

エンタです。

先日は東京行ってもしかしたら来年うちにくるかも知れないであろう方とお会いしました。

28日の年の瀬にって思われると思いますが、私あんまり関係無いw

コレが元旦だろうがたぶん行ってる。

なぜかと言うと、建設業界の人手不足ってどの位か知っていますか?

 

小泉政権からドンドン建設費を削られ、マスコミには3K「きつい、きたない、危険」と罵られてきた我々は今や超人手不足!

技能実習生を奴隷制度とも言われ外国人を入れにくい状況下の中で

うちに入るかも!かも知れない人とはとりあえず会っておきたい!

 

建設業2025年問題もあと丸2年で訪れます!!

今の建設業就業者は55歳以上が約34%、29歳以下が約11%と高齢化で

60歳以上である約80万人について10年の間に引退すると見込まれています。

それがあと2年後の2025年には、建設業界での働き手が約90万人不足!

すると言われています!!

 

こうなってくると、確実に今の仕事量はこなせません!

元請がいくら建設DXとかICT頑張った所でそれを行う下請がいなければ意味ないんです。

 

先日も書いた愚痴で建設DXの無駄を書いた通り、下請の手間だけが増えています。

建設DXは業者ごとにやるので、結果全体の生産性向上にはつながらなくていい!?

 

人によっては、そのうち人もいなくなって機械だけで仕事出来る!

ってバカなことを言ってる方もたまにいますw

ICTの機械周辺にどれだけの作業員いると思っているんですかね~?w

かき板やじょれん(鋤簾)で細かい所の土砂かいたりしてるんですよねー

 

法面屋の法枠に変わる画期的なモノが出来ればそれはそれで最高なんでしょうけど、

基本的に人間なので手で作れる物を最初に考えます。

そこから機械化が始まるのでまだだいぶ先でしょうね・・・

300年後くらいに100%人間と同じ動作をするロボットが出来ればICTは完成でしょうw

今の求人倍率です!

1. 建設躯体工事(11.17倍)

2. 保安(7.54倍)

3. 土木(7.36倍)

4. 建築・土木・測量技術者(7.10倍)

5. 採掘(6.06倍)

※参考 介護サービス 3.33倍 飲食物調理 2.78倍

 

企業が1人に対して7社以上いる状況!

コレマジでヤバイですよ!

今後3年以降は下請を全国から探す必要が出てきます(間違いなく)

我々下請からすれば嬉しい悲鳴ですが、元請は・・・・

特に地元の元請はそんなに下請を知っている訳も無く、どうなるんでしょうか。

 

完全売り手市場の建設ですが、コレだけ一気に人が少なくなると公共事業は縮小していき、

道路はガタガタで山は崩れ放題、通れなくなる道は多数となるでしょう。

しかし、コレを望んだかつての政権とマスコミ?がいるのでそれはそれで受け入れて下さいね^^って感じですw

そう言っても時間は止まらないのでとりあえず我々が出来る事を

コツコツと積み上げて行くしか無いと思いますねー

今後の求人には特に注目したいところですし、

エンタもドンドン採用していこうと思っています。

 

それではまた。

  • B!

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