細かい所にこだわった施工(気の利く施工)が施工業者としての生き残れる術なのか?

皆さんこんにちは。

エンタです。

最近、建築関係の方々からよく問合せを頂く、クリップスペーサーです。

 

鉄筋挿入工での使用を大前提にしていたので思いもよらない形で使われている様です。

例えば、真横の差筋用のスペーサーが無いらしく差筋用スペーサーとして使用したり、

電気関係の配管内に通す・・・何かに使われていたり

 

せっかく綺麗に孔を削孔したのに、鉄筋を真ん中に持って行けないって施工ミスではありませんが

イマイチですよね。

 

鉄筋挿入工だけで言えば、スペーサーが機能している製品はありません。

確実に交点真ん中にくる事は絶対にないのでクリップスペーサーが生まれたんですけどね~

あとは、注入時にしっかり管理して交点の真ん中にくる様に気を使い、硬化まで待てば完璧です。

 

削孔した孔の位置もボイドがズレていたりすると微妙に鉄筋の位置も変わりますよね。

それも鉄筋さえ真ん中にあれば良いので、場合に寄ってはクリップスペーサーの足を切って設置すれば上手く出来ます。

 

今の時代、だいたいどこの業者もある程度のスキルを持っており、どこで競争するか?

って言うとこの様にホント小さな、些細な部分ではないですかね?

細かい所にこだわった施工が役所にも、元請にもウケる時代のような気がします。

こだわり過ぎると工程の足を引っぱることになるので、バランスが大事です。

現場の片付け(ゴミ拾い)を毎日少しずつするとかも細かい所かもしれない。

現場の細かい事って沢山有ります。

神は細部に宿るって言いますから^^

 

ちなみに、「悪魔は細部に宿る」という英語の格言もある様で意味は

「一見して簡単にできそうなことでも、完成までに予想以上の時間や労力を要することを指す」

 

それではまた。

  • B!

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