皆さんこんにちは。
エンタです。
工事の実行予算って作っていますか?
実行予算を作る時って作ったことが無い人にとっては???ってなりますよね。
法面屋に入ってその後独立した人はまず施工班になりますよね。
なかなか施工管理から入る方も昔は少なかったと思います。
今は、施工管理だけで食べていける時代になってきているので、
少数で施工管理を受けて組織化している所もあります。
元監督であれば予算組は出来ると思いますが、職人からの起業だと予算は厳しいですよね。
施工管理をやってきました!ってと言っても2次下請けや3次下請けの監督だと予算は・・・・って感じでしょうか。
毎回予算の事で必ず書くことがあります。
それは歩掛をつかんでいるかという事です。
歩掛(ぶがかり):作業ごとにかかる手間を数値化したもの。
コレが非常に大事です。
例えば我々法面屋が施工する際に、
1000m2のラス張りを行うので何日掛かりますか?
って事です。
歩掛を使ってお金の計算をすると
1000m2のラス張りを4人で施工した場合、
3日掛かるとします。(条件もイロイロとありますが)
と言う事は
30,000円×4人=120,000円/日
120,000円×3日=360,000円
360,000円÷1000m2=360円/m2
1m2を施工するのに360円かかるという事です。
これが最低原価です。
この現場の工種は何人で終わる!
全部で何人で終わる!
これをある程度正確に分かっていると予算が簡単に組めるんです。
経験していることですから、誰もが分かるはずなんです。
ココに経費いれて行くと1m2当りの金額が変わってくることになります。
施工する現場の数量と施工に掛かった人数を必ず毎日記録することで平均歩掛が出ます。
そうすると平均値を使ってお金を決めることが出来るのでもっと簡単に見積や予算を作る事が出来ます。
条件によってって言われるでしょうが、
沢山データがあればある一定の数字が出るのでそれに多少の割増率で如何様にもなるように思います。
そんな法面屋専用予算管理を今作っていますが、なかなか進まなくてw(やる気?w)
早く作って後悔したい気持ちですw
歩掛をしっかり握っていきましょう!
それではまた。