皆さんこんにちは。
エンタです。
職人さんによく、監督は楽だからええの～
監督は出来もしないのに、指示だけいっちょ前だとかｗ
じゃぁお前がやって見ろ！などなど、言われましたｗｗｗ
特に、監督業を知らない若い職人には言われますね。
ベテランの職人さんはやはりその辺もベテランなので理解して頂いています。
ただ、書籍通り進めようとする監督も若干嫌煙気味ですが、筋は通っています。
結局は規格通りにする事も大事な事なのです。
間違ってはいません。そこに折り合いを付けつつ施工をしていくのが監督と職人ですね。
実際、監督は身体的には楽です。(若干)しかし、監督の拘束時間は長いので給料高くなります。
場所、場合に寄っては職人の倍も働く管理者はゴロゴロいます。
現場監督ってホントスゴいんですよ！(元現場監督よりｗ)
監督の仕事ってなに？
(順不同)
１，施工管理
現場を図面通り、規格通りに管理し指示する。
図面には用地範囲や境界などもあり、完全に把握し施工しなければならず、
地域説明会、道路使用許可、迂回路等の作成打合せなど全ての管理
２，写真管理
現場の工程を全て写真に収める。
基本的には、工事の流れが分かる様な状況写真と出来形写真、品質写真。
その他にも創意工夫、や不可視部分の詳しい写真、材料写真、立会写真の証拠となる全ての写真
３，品質管理
構造物等の品質を規格通りのに仕上げる。
材料の品質、製造方法や規格、JIS適合か、NETIS登録品か(ネティス)、品質規定通りの施工
４，工程管理
全体工程を考えて、人員、配置等を決め工期内に完工させる。
工程表を使用しての現場への周知や役所への履行報告書の作成
各工種の人員と進捗を考え、いつどのタイミングで次の工事を入れるか？
雨や、何かの原因で遅れた場合の事も考慮して行く
５，原価管理
工事に掛かるお金を算出し、外注費や材料費その他利益を管理する。
変更工事における設計積算やその原価計算、利益率なの確定と算定
６，安全管理
現場が安全にかつ快適に施工出来る環境を作る。
何よりも、どの管理よりも最優先される事で多少現場での施工がやりにくくなりがちでは有るが、
事故が起きると現場は確実に止まります。そして確実に遅れます。
安全管理最優先の中での施工が最高速と思い施工する。
これがザックリとした監督の仕事ですが、出来る管理者は、1現場だけ見ることはあり得ません。
2現場、3現場なんて当たり前に管理しています。一人1現場なんてまずあり得ません！(後輩、部下を面倒見つつって事です)
そして工事が終わったら終わったで、膨大な完成書類をしながら次の現場の段取りと、
施工計画、実行予算、外注探しを行います。
それを全て同時進行で行う訳で年度末は地獄なのです。
私はその気持ちがよく分かります！
その昔、私はしっかりした職人さん居ないかな～って思っていました。
このしっかりしたとは、若干の写真(状況写真)を撮れて、安全に指示通り施工出来る人です。
現場にこんな職人いたら監督もドンドン仕事が進みます。(特に書類)
って言ってもまずいませんｗ
社員管理ってただ撮るだけではないからです。1回教えてもほぼ無理です。
なにか違います。やはり、餅は餅屋ってよく言ったものですね～ｗ
現場の進み具合、出来具合も職人と監督のタッグマッチです。
うまく調整して行きたいです。
それではまた。