皆さんこんにちは。
エンタです。
先週長野の現場を見に行ったりしていたんです。
数年に渡って仕事しているんですが、この現場の仕上がりはホント綺麗です。
自社ながらイイ仕事していますw
河川沿いの現場で、こんな所やる必要有る??
って思われる方いると思いますが、こういう現場は天然ダムの対策ですね。
土砂ダムとも言います。
崩壊する事によって河川に土砂が入り堰き止めて天然ダムが出来てしまうと、
水が溜まりそれがまた崩壊する事で鉄砲水(土石流)になって下流域に大災害を起こしてしまいます。
そう言った対策工事です。
意外と工事やっている施工屋だと意味合いを知らずに施工している方が沢山いるので、
知ってみるとより一層知識が広がります。
一部だけ枠内がモルタル吹付になっています。
コレはなぜかと言うと、理由が上部の地形にあります。
写真では見にくいんですが、この部分が谷になっているんです。
なのでこの部分に水が集まります。
枠内が緑化だと洗掘されていくのでモルタルになっていると言う事です。
この水凄いですよね!!!
法面全体の水が流れて来てますのでこの位の量になってますが
しっかり導水して良い位置に枠内モルタル吹付が施工されています。
こう言うのって施工しながらしか分からない事も多々有りますが、
雨がかなり降っている時でも現場を確認する事の大事さがうかがえます。
土木は、法面は水との戦いですからね^^
水を制して崩壊させないようにし、天然ダムを造らせないようにする事も我々の仕事ですね。
そして大雨でも、現場を確認しておくと次の作戦が練られると思います。
それではまた。