皆さんこんにちは。
エンタです。
母校の鹿児島実業高校に行ってきました。
私がいた頃は、男子校で非常に厳しく、当時は地獄みたいな感じでしたが、
今や綺麗な共学に生まれ変わって、明るい感じになっておりました。
そして、
私は今40歳なんですが、今だに先生に怒られるって・・・・
叱ってくれる環境ってすばらしいですwww
夜は、先生、同級生、後輩達が集まって過去の話で盛り上がりましたw
その時思ったのですが、後輩は覚えていて、私自身は覚えていない。(その逆も)
自分自身の事は他人が知ってる事を確信しました。
人には優しくですね!!w
閑話休題
水抜きボーリング工において施工時に困る事
1,水量が多く、水圧で有孔管が共上がりする。
2,ジャーミングして削孔が大変
3,地山がすぐ崩れて、保孔管が入らない。
4,スライムが帰ってこない
対策
1,水量が多く、水圧で有孔管が共上がりする。
ケーシングを回収時に有孔管も一緒に落ちてきて、押しても入らないって事は
水抜きボーリングでは当たり前な事です。
SGP管(ガス管)であればある程度押せるのですが、VP管(塩ビ管)では割れます。
そこで図の様に行います。
アウターケーシングが設計削孔長まで到達したら、
インナーケーシングでシングル削孔を1mほど削孔します。
インナーケーシングを抜管したらVP管どの有孔管を挿入します。
その際に、シングル削孔した部分に突き刺します。
そうする事で摩擦を取れるので抜けにくくなります。
有孔管が設計よりも奥に行くので、
気になる方はあらかじめ長くするなどしても良いです。
が、入り口側は保孔管も有りますし、
多少奥に入っていても構造上問題ありません。
2,ジャーミングして削孔が大変
ジャーミングとは 孔内において、ボーリング機械の削孔部が拘束されて回転不能になった状態のことをいう。 孔壁の崩壊や押し出し、孔曲がり、給水不良、スライムの残留などが拘束の原因として考えられる。 |
この場合、手っ取り早い方法として、機械をワンランク上の機械を使用する。
それが出来ない場合の方が多いのですが、
泥水削孔すると比較的削孔しやすくなります。
スライムのリターンもしやすいのですが、施工経験ない方、
未熟な方はやめて下さい。
削孔水にベントナイトの混入、
スーパーコート等の高分子ポリマー系混入などします。
通常の使用量よりも半分くらいで問題ないです。
削孔完了後、インナーを抜管してアウターケーシングを回しながら水を送って
孔壁をしっかり洗って下さい。
そうしないと泥水がストレーナー部分を閉塞する可能性があります。
(実際は閉塞する事はありませんが、念為です。)
3,地山がすぐ崩れて、保孔管が入らない。
これはどうしようも出来ないので、機械で押すしか有りません。
とにかく真っ直ぐ押す事が大事ですw
4,スライムが帰ってこない。
これも、しょうがないのですが、泥水削孔すると帰って来やすくなります。
浮力でスライムも上がりやすくなります。
実際、帰って来なくても問題ありません。
スライム処理がなくてうれしい位ですwww
それではまた。