皆さんこんにちは。
エンタです。
昔からココに書こうか?書くまいか。
って思っている工法があります。
まぁもうイイかな~って思って書いてみますw
コレが従来工法のポケット式落石防止網工です。
俗に通称でP式とか言いますよね?(たぶん)
これが、ロープネット工です。(うちも長野でよくやります)
そして、最近はと言うかこの20年くらい前から、
スイスから来たリングネット工法が高エネルギーネット工法としてあります。
そこから徐々に色々な高エネルギー落石防護柵工(防護網工)などが生まれてきました。
各社が色々な工法を開発し、売り込んでいくことに文句は一切無いのですが、
高エネルギーネット工法(以下、高エネ)って工法としての理屈が無理矢理なイメージなんです。(個人的に)
計算上はなんとでもなるので良いのですが、予防工法としてはやり過ぎ感あると思うんです。
なぜかと言うと、もっと簡単で安い工法が従来工法。
従来工法で太刀打ち出来ないから高エネに変わっているって事なんでしょうが、
コレから書く事を普通に考えて下さいね。
巨石や石群を直接抑えた方が簡単で安いんですよね。
ロープネットでピッチ小さくして抑えるとかの方が楽だし安い。
そしてその補助にP式入れるとか?
石を直接止める+漏れた石はP式で止める
コレが一番安くて誰でも出来る簡単な工法。
でっかくデーンと高エネやるととんでもなく高い工法過ぎてビビります。
そして誰も儲からないと言うジレンマwww(特に元請が)
それよりも、1個1個確実に止める。
その方が地震などにも強いです。
石川の高エネ現場見たんですが、ヤバイですよw
高エネの意味・・・まぁ想定外ってなるんでしょうけど。
100~1000KJまでのイロイロな工法があります。従来工法は200KJ以下程度
直径2mの石だと直接止めないとほぼ計算不可になるはずです。(その辺が限界)1000KJ超えるので。
まぁ計算の仕方や工法によっては違いがあるかも知れませんけどねー
色々な人の思惑と政治的何かがあるのでしょうから皆まで言うつもりはありませんが、
昔から思っている事でしたw
いち技術者としては???って事です。
恐らくですが、似たような事を思っている人って沢山いると思うんです。
もう少しシンプルな工法が良いですね。
設計コンサルでも、役所が用地買収出来ていないとか、石群の範囲が広すぎるとかイロイロあるし、
メーカーが全部やってくれるので・・・
まぁイロイロ言いたい事も有ると思いますが、上手くやっていける様にしていきたい所です。
それではまた。