皆さんこんにちは。
エンタです。
あっついですね~
私も左右の耳の前にヘルメットのアゴヒモ日焼けがくっきり・・・・w
ヘルメット取っても白いアゴヒモが出てきますwww
まぁ職業病ですね。
閑話休題
役所にもらいたい書類
ある現場の仮設アンカーでアンカー体長(定着長)が11.5mあったんです。
しかし、アンカー体長の最大長は10m以下が標準です。
(グラウンドアンカー設計施工基準より P67~)
それが設計で11.5mが上がっているなんて今まで見た事ありません。
通常の設計ソフトではアウトになるはずなんですが、、、、
さて、コレはコレで困ったのですが、とりあえず元請けに説明。
書籍をスキャンしてコレを役所に渡して、10m以下で再設計して下さい。と言ってもらいました。
すると、コレで入札、落札しているんだからこの設計で何とかしろ
と言う驚きの回答がw
最近の役所ってこんなの多い感じがします。が、それはもうしょうがないので。
恐らくですが、設計が間違っている事を指摘されたくない?かコンサルへの差し戻しするのが嫌なのでしょう。
しかし、コレでは施工出来ないので協議書を作成します。
(ホントは元請けが作成しますが、こう言った場合はこちらの意図が伝わるようにする必要があるのでこちらで中身も作成します。)
このままでは設計荷重まで緊張出来ない理由(抜ける可能性?)と
アンカー体長短くした際に荷重不足でアンカーの本数が足りない理由を書いていきます。
当然ですが、アンカー本数増えますので金額が増えます。
どの程度増えるかは計算しなければわかりませんが、それも踏まえて提出します。
現場での打合せの手順として、問題が有った場合に先に口頭で連絡を入れつつ、打合せ簿など文書で提出します。
この時に、役所にとって都合の悪いモノは受取拒否される場合があります。
私の知り合いのベテラン監督は音声まで取る用意周到・・・(あくまでも個人的ですが)
拒否された場合、その主任監督員と課長などを含めて話し合いの場を設ける必要があります。
拒否するにも理由が必要と言う事です。
変更や協議をする際に必要な事は確実な裏付けです。
特に専門書籍等の資料はゼッタイ必要ですので準備しておいて下さい。
また、設計計算書なども必要になる場合があります。
当然お金の積算資料も添付して下さい。
最終的に施工者側として必要な書類は指示書です!
これがあれば、役所からの指示となりますので安心して施工出来ます。
役所もコンサルも施工会社も人間ですのでミスします。
それをお互いに認め、修正してイイモノを作れればそれでOKです。
ただそれだけの為だけに監督はもの凄い労力で書類を作るのです。w
現場監督はホント大変ですよね!
それではまた。