皆さんこんにちは。
エンタです。
年末が近づくと同時に忙しさ、焦りも多くなっています。
十分気をつけて仕事して下さい。
閑話休題
先日、大型機のロータリーパーカッションが帰って来ました。
ハンマー部分を揺するとガタツキが酷いんです。
で、カムフォロアを確認してみたところ回らない、ガタツキ、軽さがありました。
ハンマー部分を4箇所の車輪(カムフォロア)で支えています。
横にぶれる時も、前後に移動しながら削孔する時にも回ります。
1箇所につき3個の車輪(カムフォロア)が使用されています。
全部で12個の車輪があります。
削孔時ケーシングをつなぐ時に位置が合わない時があります。
ケーシングを上げなければつなげない時です。
原因は、この車輪(カムフォロア)がへたっているんです。
ガタが有ったりするとレールを痛めてしまいます。
そんな時はこのカムフォロアを確認してみて下さい。
触ってみると簡単にクルクル回ったり、異常に軽かったりします。
コレは壊れている証拠です。
このカムフロアは中に棒状のベアリングが入っていて、
回してみると、クルクルと回りません。重く回ります。
カムフォロアは衝撃荷重(しょうげきかじゅう)や荷荷重(にかじゅう)の
掛かるところに使用し、肉厚で剛性の高いベアリングです。
その為、軽い造りではないんです。
カムフォロアが軽かったり簡単に回ったり、
回らなかっり、ガタがあった場合は壊れています。
即交換して下さい。
新品のカムフォロアです。
使えるカムフォロアは交換する必要はありません。
なぜなら、このカムフォロア、クソ高いんです!w
日本製メーカー純正で5,000円前後/1個です。(機種によって違う)
12個いっぺんに変えてしまうと・・・・w
弊社では海外製を使用していますけどw(安いので)
うちでは、予備を準備していますので、
悪くなったらすぐ交換出来る様にしています。
しかし、レールを変えるとなると、とんでもなくお金掛かりますので
気をつけたいですね。
それではまた。