皆さんこんにちは。
エンタです。
法枠を施工していると、部分的にドンと抜けてどうしようも無い時ありますよね?
例えばこんな感じ。
空隙がドーンとあって、法枠を曲げようにもそこまではない感じ。
しかし結構深い。
放置するとそのうち崩れるなどしてクラックが入ったり悪影響に?
法枠を吹く際に一緒に仕上げて行けば問題もありませんが、材料費の事考えたら無駄です。
材料どころか、そこの穴の為に何回吹きますか?って事になると人工もかかるわけです。
1回で仕上がるならその方が良いわけで、それを1回で仕上げる方法を書いていきます。
簡単に書くと先に埋めれば他の法面と同じ状態になります。
基本的に穴を埋める方法としてよく使用されるのが、貧配合のソイルセメントです。
砂に砂混ぜ吹くだけですね。
ココで大事な事は、地山と同等もしくはそれ以上の強度が必要です。
しかしながら、吹付機を持っていく手間を吹く前にする事って結構邪魔くさいと思うんです。
機械の都合もありますし、コンプレッサーなどの損料もありますから。
そこでよく使用するのが、こちらです。
土嚢にセメントを混ぜた砂や地山から出た崩土を混ぜて使用します。
それをアンカーで打ち付けたり、積んで使用します。
土嚢だと袋状なので個の摩擦が多少なり強くなります。(ユルい土砂よりも)
また、アンカーなどで固定出来ますのでそこに留まることが容易です。
この上から吹付や法枠を組むことで1回で仕上げる事が出来るようになります。
たったコレだけの事ですが、何回も手間が掛かるよりはよっぽどマシです。
環境の事だけを言うと生分解性のある土嚢(麻土嚢)などは環境には良いでしょう。
そう言った事でも創意工夫などが出来ると思います。(起伏が激しければ)
少しでも参考になればと思います。
それではまた。