皆さんこんにちは。
エンタです。
民間工事をやっていると瑕疵担保(かし)のことをよく言われます。
簡単に瑕疵担保とは。
工事における瑕疵担保は、製品に不具合があった場合の責任を施工業者が取ってねという保険みたいなモノ。
です。
しかし、我々公共事業者の場合、使用材料においては全て許可制もしくは役所指定です。
設計書に書かれた材料を使用し、それ以外の材料はJIS規格のある指定工場製品、
もしくは製品情報がしっかり記載された品質証明書を交付できる材料です。
品質証明(ミルシート)を出し、承認願いを提出し役所が過去の実績や製品の性能を調べた結果、使用許可が出ます。
その為、最終的に工事瑕疵ってほぼありません。(工種によっては若干有ります。)
材料を許可したのは役所ですから責任は移行するわけです。(施工ミスは違いますw)
逆に民間工事の場合は材料の指定はほぼありません。
なぜならこちら側の提案を丸呑みな感じです。
なので瑕疵担保は?と聞かれるわけですね。
そして元請けに回答したのですが、弊社の材料は公共品と同等品(全く同じ)を使用しているため20年~50年前後保つモノです。
その為保証を付けかねるとお答えしました。
が、今思えば仮に2年程度付けたからと言っても特に問題も無かったように思います。
なぜなら私が10年前、20年前施工した箇所もいまだに残っています。
それを思えば多少は、と言うかもっと自身持って良かったのか?
実際民間工事だからと言って公共と違う事は一切していないため、公共工事と同じ品質同じ施工です。
今後民間工事をする上で何かしらの保険的な瑕疵担保責任等の有無をハッキリさせておくべきでしょうね。
また、民間のお客さんでも「分からない」を前提に話を進めるのでは無く「理解してもらう」前提で話できればと思いました。
ホント民間工事は勉強になります。
今まで役所工事メインだったため違う視点の指摘が新鮮です。
今後ももっと勉強させてもらえそうです。
それではまた。