皆さんこんにちは。
エンタです。
地震の方もだいぶ落ち着いて来ているようで、周囲の環境も良くなってきました。
ガソリンが普通に買えたり、電気来たりですね。
私が今いる占冠村では早い段階で電気が来ていたのでそれ程危機的状況ではありませんが。
こういった時に、冷静に判断できる様にしたいですね。
現場も少しずつですが、動いて来ています。
この写真の地域はかなり近いのですが、もの凄い規模の滑りです。
滑りとゆうかもう崩れですね。
揺れて崩れた、火山灰らしいです。
水分は雨で結構含んでいた所に地震で揺れたので崩れたんでしょうね。
写真やドローン撮影で見る限りそれ程深度もなさそうです。
俗に言う表層崩壊ですね。
しかし、これだけの規模はなかなかないですね。
少しでも早く行方不明者が見つかることを祈っております。
私らの仕事って防災工事って言いますよね。
それっておかしくないですか??
今回のように表層崩壊してる山見て下さい。
犠牲者出ています。防災?
今後この山の形状が想像できませんか?
恐らくですが、地震時にまた崩れないようにするんでしょう。
法枠、アンカー、ロックボルト等など。
もう崩れているのでそれ程崩れない、(もしくはもう崩れない)山に施工するわけです。
防災と称して。。。
私はいつも、この辺に違和感を覚えるわけです。
これって実は事後防災ですよね?
起こって初めて防災するってある意味無駄遣いじゃね?って思うんですよね。
犠牲者を出さないようにするのが本当の意味の防災じゃないかと。
一番犠牲者を出ないようにするには、
事後防災工事のお金を使って崩れそうな山の下にいる住人を引越しさせることですけどね。
こんな事を書いちゃうと私自身の仕事を否定しちゃってるんですけど。。。
基本、常に勝者は自然なわけです。自然に勝てるわけがないんです。
だったら逃げた方が良いですよねw
と言っても、我々の仕事は防災関係ですから。
本当の防災をこれからはやって行きたいですね!
たまには自分自身の仕事も存在も全否定する。そうする事で見えることもあるのかな?
それではまた。