モルタルにクラックはなぜ入る?(その1)

皆さんこんにちは。

エンタです。

何だか、花粉がだいぶ和らいできました!

薬を飲まなくても良いので楽ですね。

眠気が半端ないので昼と夕方にもの凄くネムくります。

まぁ昼寝するんですけどねw

昼寝は非常に良いとされています。

NASA宇宙飛行士を対象にした調査で、

20分以内の昼寝は午後の判断力が35%も上がるそうです。

あくまでも20分以下なので注意して下さい。


閑話休題

なぜクラックが起きるのか?

新設の法面でも既設法面でもバキバキに入るところと、そうでない所があります。

なぜ吹付クラックが起きるかを考えてみたいと思います。

(あくまでも私の経験のみで書いておりますので、ご指摘事項が有りましたらご指摘下さい。)

 

1,気温が非常に暑い時間帯に吹付

2,岩部と土砂部の岩線がしっかり出ていた。

3,オーバーハング(岩壁の傾斜が頭上にヒサシ状に覆い被さっている部分。)

4,吹付ロスがかんだ

5,プラスチック製のスペーサー

6,吹付中に山が滑ってきた。

7,夜中気温が0度近くなる(または氷点下)。

8,砂が悪い。

こんな感じでしょうか。

 

ここで一番クラックが入りやすいのが、1番と2番・5番・8番だと思われます。

1の気温が高い時間帯と、そうで無い時間帯でクラックは入りやすいです。

1日の中でも変わってきます。それを入らない様にすることは至難のワザ?です。

吹付前に散水したりしてもやはり入りやすいのは変わりません。

太赤のラインがクラックが入る可能性が高い場所になります。

「全部ジャネーか!」って言われそうですが(笑)

 

2番は同断面上であっても土砂がかんでいた場合、吹付た瞬間にその部分のモルタル水分を土砂が吸収してしまい、

そこに強度差や水分量の差が出てクラックが生じる。

 

8番の砂が悪いとは、4番にも言える事ですが、あまりにも細かい砂であった場合吹付た時に

飛散し易くなりロスが増える事になります。

また、ホースの中で粘りやすくなり吹付もしにくくなります。

ただコテ仕上げをする際は非常に綺麗に見えますが、コテに引っ付きやすいので手間が場合があります。

粗い砂の場合はセメントと分離し易くなるため、これもまたロスが増える傾向にあると思います。

コテ仕上げ時も表面が粗く見えるので見た目の問題が生じます。

吹付用の砂としてはやはりお互いのブレンド比率が6:4位が良いのではないかと個人的には思います。

細かい砂が6で粗い砂が4です。たぶん、半々でも良いのでしょうけど・・・w

昔、ある県のある砂屋さんはある法面業者と実験して砂の配合を決めていたのを聞いたことがあります。

 

それではまた。

  • B!

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