材料検収とは非常に大事

皆さんこんにちは。

エンタです。

今日は東京で鉄筋挿入工やってました。

しかし、午後帰り道の雨はとてつもなく酷かったです!

そして今夜にかけて大荒れだと。。。

私が久々に現場出るとコレです。

はい。

正真正銘の雨男です!


閑話休題

材料検収ってどういう理由で行っていますか?

 

職人からすればなんであんなにも材料ばっかり写真撮っているんだろって思いますよね。

早く材料使わせろ的な(笑)

監督からすれば、とにかく面倒!

あーーー面倒!

って感じですよね。特に材料の種類が多ければ多いほど。

工種が増えれば増えるほど。

 

私も毎回毎回同じ写真撮るのに飽き飽きしている時代もありました。

しかし、材料検収は非常に大事なのです。

職人はあまり目にしない書類ですが、まず施工計画書があります。

施工計画には材料計画から工程計画、出来形管理計画、品質管理計画、安全管理計画、再生資源計画

などなどあるんです。

その中の材料はどこのメーカーの〇〇っていう規格の材料を使用して、〇〇を作る。

といった感じである程度先にこちらが指定するわけです。

で、それを踏まえ現場で材料検収する意味はその計画を計画通りの材料で行っているかの確認なんです。

もしも仮にその材料が入らなかった場合、施工計画の変更を行い、それを承認してもらいます。

特に、重要構造物のグラウンドアンカー工などは絶対です。

 

ラス網とか法枠型枠なんてどこのメーカーでも問題は無いのですが、基本的にはJIS規格が大事です。

出所がはっきりしている製品であれば特に問題は無いってことです。

この製品規格も結構面倒なのですが、どの鉄ロールを使用して、どの鉄線をしようして、

どのように、〇〇グラムのメッキを施してなどなど大変なんです。

 

それを証明する書類はメーカーが出す品質証明書(俗にいうミルシート)で確認し、

その製品を出荷した事を証明する出荷証明書で確認します。

意外に現場で簡単に使っている材料は実は大変な思いで現場に来ているんです(笑)

 

そして、特にしっかり写真を撮る材料は見えなくなる部分をしっかり撮ります。

不可視(ふかし)部分ですね。

特に、鉄筋挿入工などでは施工後鉄筋が見えなくなります。

頭の10センチほどは見えますがそれ以外は見えませんよね?

見えなくなる前の形状をしっかり撮っておくの事が材料検収の一番大事なところです。

 

職人さんも監督が怠けていない限り材料検収が終わるのを待ってやってください。

材料検収はやっている方もほんと大変なんです。

職人の仕事に整合性を持たせるのも監督の仕事ですから!

 

それではまた。

  • B!

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