知識と技術で1個の構造物が出来上がると言う事

皆さんこんにちは。

エンタです。

技術持ってますか?

って言われたら何と答えますか?

施工者側からすると例えば、

のり面の施工に関する技術であればあると思います。

とか?

アンカーの機械操作における技術は持っています。とか

 

でもこの技術って誰も知らないし、計り様がないわけですよね。

ということは個人が出来ると言えば技術あるし、できないと言えば技術ない事になります。

しかし、実際の現場ではデキル人は、「何とかやってみます」っていう人多い気がします。

そして結果的に過去の実績と経験がしっかり蓄積されていれば出来てしまうんです。

 

逆に、管理者側の場合はどうでしょうか?

どちらかと言うと、管理者側の方が技術者と言われるくらいですから

技術あると思いがちなんですが、実際は施工管理をする事ができる技術って事です。

 

施工管理を行う上でその工法の事を熟知している必要があります。(初めてだとよくわからないけど)

その為に、専門書を読み漁りネットで調べつつ、

メーカーに聞いたり施工業者に聞いたりして基本的な施工技術を学びます。

そこから実施工で学びつつ書籍との整合性を取っていくわけです。

 

施工の技術というのは、「出来る」って事

管理の技術というのは「知っているし、できる」ってことになります。(出来るはある程度)

だから施工管理者は出来ることを知っているので技術者色が強く見えます。

逆に施工屋は技術者とはあまり呼ばれません。

どちらかというと職人ですよね。

今回私が言いたいことは、

職人の皆さんはもっと自分の仕事の事を知るべきだと思います。

 

なぜ、法枠組んでモルタル吹付けしているんだろうか?

なぜ鉄筋挿入工をしているのか?

セメントミルクの配合はどこからきたのか?

コールドジョイントとは何ぞや?とか

グラウンドアンカーってなんぞや?

 

これを知ることで職人的目線の技術者になれます!(近づけます)

職人はみな施工出来るので、あとは知識を入れるだけです。

そんな事をして何になるのか?

って思われるでしょう。

それは今後必ずやってくる、

監督不足で施工出来ないに対応する為です。

施工会社がある程度施工管理能力あれば、元請にはなれなくても下請けのちょっとした管理は出来る!

ってなれば、元請は確実に任せたいわけです!

そうなれば我々下請けの単価も上がりますし、元請会社も確実に助かりますよね?

 

職人としての付加価値は施工管理能力少しでもがあるか?

って時代になっている様に思います。

もしかしたら下請けの現場代理人をコリンズテクリス登録(工事実績登録)し、監督を補える?

事などある可能性も。。。(無いだろうけどw)

 

知識ない技術は危うく、技術ない知識は空論です。

我々は知識と技術の融合で1つの現場を作り上げています。

二つで1個だと思って少しずつ勉強していきましょう^^

 

それではまた。

  • B!

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