皆さんこんにちは。
エンタです。
今後の日本の技能実習生は大変になりそうです。
うちも来年度の募集をベトナムで掛けているのですが、募集に対して集まりが悪いです。
予定よりも1ヶ月以上遅れています。
と言うのも、1つの原因は円安!
円安で日本に来ても2割減くらいの価値だそうで、そりゃ来ないよな~って思ってしまいます。
しかも、先日一時150円台に!!!!
こうなると、世界の工場が日本に変わるレベルです。
今まで世界の工場は中国でしたが、今はその中国人よりも単価の低い日本人へ仕事依頼が来る可能性です。
しかも、現状日本に旅行にくる外国人がかなり増えてきています。
安い日本に買い物にw
それだけ円安の影響は凄いです。
ただ、インバウンドの影響で購買力が増し意外と産業が活性している様で
それはそれ良いような気もします。
二つ目の原因は、岡山の事件ですね。(岡山技能実習生イジメ事件)
あの事件は世界中に流れており、しかもyoutubeにあるので一生残ります。
アレのお陰でベトナム人の日本への人気はかなりダウンしており、
特に鳶工においては最悪です。
募集要項の条件を上げても募集人数に対し2倍行かないんです。
以前は3倍4倍もあったんですが、今は1.5倍行く??ってレベルです。
今の日本の建設業は世間の皆さんが批判するかも知れないけど、技能実習生いないと成り立ちません!
コレは断言出来る!
日本人の建設業は技能実習生で成り立っています。
奴隷制度だなんやかんや言われたとしても、
もうすでにそれが始まり進んで行っている以上それに乗っかるしか道はないわけですよ。
日本人だけで施工した場合、職人の数がぐっと減るので施工出来る工事の数が減ります。
そうなると必然的に建設会社の単価はドンドン上がるでしょう。
そうすれば職人の、日本人給料は上がって行きます。
その反面出来ない工事が増えてくるため、道路がガタガタになったり法面崩れ放題、
通行止めが何年も続くなどの弊害は出てくると思います。
そうするとまた、マスコミが煽りたくって建設業がぁ~~~って言いだし、
地域住民もそれに踊らされるんですよね~
ほんと困ったもんですよね。
それでも我々は建設業で生きていくんです!
変化に対応しながら、起伏の激しい法面に法枠をはわしながら法面屋をやるんです!
御上(おかみ)の言葉を信じて突き進むのが公共事業者ですから(若干民間も織り交ぜながらw)
しかし、技能実習生の待遇や自由度をもう少し上げて欲しいですよね。
そうすればもっと魅力のある日本へ来てくれるような気もします。
私はもっと日本の技術を彼らに教えて行きたいですね。
ちなみに、今後はネパール、インドネシア、ミャンマーと技能実習生が増えて行きそうです。
私的にベトナム人は結構好きなんですけどね~残念です。。。
それではまた。