皆さんこんにちは。
エンタです。
先日は静岡の方がかなり崩壊しており、知人も多いことから心配しております。
朝一で友人からの連絡もあり大変だという事で、お見舞い申し上げます。
また雨が降りそうな事も言っていますので、山間部や崖が多い地域の皆さんは出来るだけ避難することをオススメします。
現状で山はまだ水を排水しきれていないので、ココでまた雨が降ると非常に危険な状態となります。
十分お気を付け下さい。
閑話休題
夏に施工した石垣の崩壊対策工事を行った現場です。
台風の影響で愛知県は結構大雨が降っていたので、
その時に現場を見に行ってきました。
この現場は石積がハラミ出しており、
目地にもクラックがかなり入っており背面の土砂も流出していました。(6月に施工)
一定方向にチカラが集中し、全体的にクラックが入っています。
内圧が掛かっています。
庭の方はかなり沈下しておりまじでヤバイ状況です。
薄っぺらい目地モルタルをしっかり剥がし、モルダムを注入しました。
そして、ハラミ出しの原因である水を水抜きボーリング工にて対応。
その水抜きボーリング工からはチョロチョロと水が出ていました。(削孔長:4m)
たったこれだけで山は安定します。
まぁ想定以上に滑りや崩壊があると厳しいですが、だいたい水抜きで対応出来ると思います。
(※安定計算を行った結果で施工しています)
我々普段は公共工事メインの法面屋ですが、一般住宅においては
安心して暮らせる崖や地盤を提供出来ます!
最近思うのですが、
建築屋や不動産屋って地盤の事一切考えていません。(不動産屋は売るだけ?)
しかし、なにか災害が起きた時に地盤さえしっかりしてれば揺るがない家なはずなんですよね。
住宅基礎を堅固に施工してると言いますが、
住宅基礎はコンクリートなのである程度計算出来ます。
しかし、実際はそれよりも下の地盤なんですよね。
大事なのは。
そこを堅固にする技術って沢山有りますが、やはり費用対効果もありますよね。
私的にオススメは地盤をガチガチに施工し、
上に小屋を建てる方が一番安全なんだろうな~って勝手に思っていますw
それではまた。