グラウンドアンカー工

グラウンドアンカー工の打設位置設定

皆さんこんにちは。

エンタです。

グラウンドアンカー工においての位置出しってどの様にされていますか?

この辺についてはよく質問を受けるので、今回書いて見たいと思います。

 

図面には結構漠然と書いてあります。

ざぶとん枠 役割 主測線

と言っても設計断面を中心に左右に割り振っている場合が多いので、基本的にはその断面が基準です。

設計計算上で検討している断面なので検討断面とも言います。または主測線。

 

1,座標値を地山に落とす。

平面図と断面図を使用して(シーマデータ)地山のグラウンドアンカーの打設位置を出します。

この打設位置を出すと言うのは座標値です。

CADに一旦シーマデータを振ってしまうと簡単に座標値が出ますよね。

 

アンカー打設位置

上記赤丸の位置です。

この位置を地山に落とし位置決め完了です。

この時に確認して欲しいのが、水平方向のピッチです。

座標で取っていればよっぽどズレていないと思いますが、確認のためです。

 

2,設計検討断面を基準に出す。

現場が狭い場合などは割付優先になります。

なので、先に設計検討断面(グラウンドアンカー工を検討した断面)を出します。

それを左右ピッチに割り振った方が見た目が良い位置出しが出来ます。

特にこう言った時は受圧構造物が法枠の場合に多いです。

アンカーの位置をざくりと把握しながらも施工範囲内に法枠を設置する必要があるため、

アンカーの位置だけをゴリ押しするとのり枠の見た目が残念な事にもなりかねないです。

 

だいたいが上記2点で出されていると思います。

これが決まれば削孔開始です。


そしてココで疑問に思われる方がいると思います。

配置誤差どうなるんや!?って。座標の差で管理出来ないっ!!

打設位置を出して施工後、受圧構造物やアンカーを打設した場合同じ場所での配置誤差取れません。

グラウンドアンカー工 配置誤差測定

最初の位置出してでは赤丸でした。

しかし、削孔後受圧構造物を設置すると打設位置は青丸になります。

打設位置(座標値)は変わりましす。そして、この青丸の座標値は最初の測量では測定不可能です。

(計算で出ない事も有りませんが、受圧板やざぶとん枠、その他が入ってくるのでそこまで出す必要もありません。)

 

グラウンドアンカー工における打設位置の座標値を使用して差の測定できません。

その為に配置誤差の測定が出来ないので打設位置を正(芯)とした配置誤差測定を行っています。

アンカースケール 配置誤差

アンカースケールを用いた場合だと、最初の位置出しは図面から座標値で地山に行います。

その位置をゼロとします。削孔完了後にアンカースケールを用いて誤差を測定します。

アンカースケール

簡単に書くと、

地山に設計の座標値落とす⇒その点に削孔出来る様にのり枠やざぶとん枠を設置する⇒

その削孔位置が配置誤差のゼロ点になる⇒削孔する⇒ケーシングで配置誤差測定。

 

こんな感じです。

ちょっと分かりづらい表現かと思いますけどwww

水平ピッチが~とか言われる方もいますが、あくまでも最初に削孔位置を決めた所がゼロです。

役所にも分かりやすいので今の所納得して頂けます。

逆に最近ではアンカースケールでの配置誤差は創意工夫でも取り入られているので浸透してきている?。

実際、やり方は人それぞれですので、管理者が楽な方法がイイと思いますが、皆さんはどうでしょうか?。

 

ザックリですが、分かって頂ければ良いです。

どちらにせよトラ(光波)を使用しての位置出しにはなりますのでご用意下さい。(主測線の位置出しも重要です。)

 

それではまた。


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