新エンタの法面管理塾

植生工は真夏と真冬はなぜダメなのか?

植生基材吹付工Posted 2018.10.10
緑化工法

皆さんこんにちは。

エンタです。

なんだか、人も少ないのに仕事だけが増えてヤバいです。。。

知っている業者さんを紹介するのですが、ことごとく忙しいようで・・・

私、実はそれほど横のつながり無いんですw

法面屋の知り合いは少しはいますが、本当に少ない。

話す人は数人で、その時は仕事の話もあんまりしませんが。。。

以前国交省が言っていた平準化はどこに行ったんでしょうかね?w


閑話休題

植生工を施工する時期

先日ある現場で植生工の時期の話になりました。(役所の担当者と)

枠内植生工

植生するにはどの時期が良いのか?

で、まぁ基本的には春と秋が最高です!

って答えます。

 

逆に夏と冬はなぜダメなのか?

って言われました。

皆さんはどう思いますか?

夏と冬の植生

色々と理由はあるでしょうが、基本的には専門書籍に載っているから!w

これがすべての原因でしょう。

実はこれ以外の理由はありません。

と言うのも、役所は専門書に書いてあること以外は認めません。

言い回しが難しいのですが、責任をいち担当者が取れないんです。

しかも、だれしも自分の判断で植生失敗したと言われたくないので、植生しないって結果になります。

理由は、書籍に書いてあるから。もしくは書いていないから。

 

逆に我々も、これを逆手に取ってこの書籍にこの様に書いてあります。って説明しますよね?

だから施工しましょうとか、だから今時期はやめておきましょう。と都合の良い様に持って行くわけです。

 

で、植生に関しては専門書籍には最適施工時期を書いてあるわけですが、

実際はよっぽど寒冷地でなければだいたい植生出来ます。

真冬に吹付しても、だいたい生えますw

真冬に施工したものは一冬越えて春に発芽します。

くそ暑い真夏の場合でもほぼ植生出来ます。

 

なぜかと言うと、理由は一つなんですが、植物(種子)は気温と光に非常に敏感なんです。

実は我々が生やそうとしているようでいて、実はすべて植物任せ。

我々は土壌と肥料を提供しているだけなんです。

で、発芽するしないは植物が決めるんですよ。

 

だから、すごく寒い地域でも種子は耐え忍び暖かくなったら咲こうって思っているはずなんです。

くそ暑い日はじっとしており、秋頃に咲こうって思っているはずなんですw

だから、だいたいどの時期の施工でもほぼ生えてくるんです。

私の経験からですが、新潟(小地谷)で激寒の1月頃に雪掻きしながら吹付した植生工も同年夏にはボウボウでした!

その頃は生えるか心配でしたけどw

 

新潟より上の地域はわかりませんが、それほど変わらない?って思っています。

ただし、霜が激しい地域や気温が極端に低い地域は厚みなどの考慮するべき点はあるでしょう。

確かに、春・秋はは植物にとってはある意味ハイシーズンですよ。

発芽しやすいので、施工側としても竣工検査時に見栄えが良いですよね。

昔は発芽していない場合は検査中止の場合もありましたw(今思えばアホみたいな話)

植生工

実際は春だろうが、秋だろうがそれ以外でも施工はそれ程リスキーではないんです。

発芽決定権は植物側にあるんですからw

結構いつ施工しても間違いなく生えます。(獣害等の被害は別の話です。)

しかも、植生工には2年の瑕疵担保があるので、

生えない場合はハイシーズンに泥吹きか、種子吹きで対応可能です。

が、実際本当に生えない場合はそれ以外の要因があります。まずはそこから調査ですね。

 

書籍が嘘を書いているというわけではありません。

あくまでも私の主観で、実体験です。

 

それではまた。


“植生工は真夏と真冬はなぜダメなのか?” への4件のフィードバック

  1. 本田かおり より:

    こんにちは。いつも楽しく勉強させて頂いています。植生工の2年の瑕疵担保責任とは、市町村、県、国どんな現場にも該当するのでしょうか。該当するのであれば、どこに依拠するのでしょうか。

    • enta より:

      いつもありがとうございます。

      基本的にはどこの現場でも該当すると思います。
      特記仕様書、共通仕様書に記載されていると思います。が無い場合もあり都道府県市町村によって記載は変わります。
      無ければ、役所の現場担当者に確認する方が良いと思います。

      工事自体に依拠しますので、その工事を発注した発注者に依拠する事になります。

      • 本田かおり より:

        早々のご返信ありがとうございます。
        これまで、(圧倒的に経験が少なくアンテナの張り方が未熟なのですが 笑)、1度しか言われた事が無かったので、植生は自然のものだから、担保という概念がないものだと思っていました。

        もっと勉強していきます。
        ありがとうございました。

        • enta より:

          こちらこそありがとうございます。
          少しでもお役に立てれば幸いです。

          今後ともよろしくお願いします。

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