グラウト撹拌状況

セメントミルクが硬い場合の対処方(その1)

皆さんこんにちは。

エンタです。

最近知ったのですが、このブログですが土工屋さんも見ているようで!!

ビックリです。

と言うのも、今同じ現場内の土工屋さんが見てくれているようで声を掛けて頂きました!

実際、法面屋しか見ていないだろうって思っていましたが、

土工屋さんが見てると思うとちょっと恥ずかしいですねw

私は発信側なので皆さんの事は声を掛けて頂けなければ分かりません。

まぁどこかで一緒になったら声かけて下さい。勇気を出してwww


閑話休題

セメントミルクの配合

コレだけ暑いとセメントミルクの硬化がめちゃ早いです!

通常通りの配合で練っていたんですが、ちょっとミキサーの端にダマが多く出来ます。

グラウトミキサー

昔は良く示方配合として設計書に載っていましたが、今や市場単価となった鉄筋挿入工ではまず書いてありません。

下記が昔から有った示方配合です。最近では材料メーカーの配合例として書かれている程度ですね。

 

材料 セメント 混和剤
配合比 1230kg 50~55% 2%~

大体が、水セメント比を50%にしていますよね?

実際、夏場は55%でも十分強度は出ます。

が、やはり心配なのでココは上げたくないのが心情です笑

では夏場に流動性を上げてかつ強度が出るように作る方法を書いていきます。

まぁそりゃそうだろうなって事なんですが、まずは。

早強セメント

早強セメントを使わず普通セメントを使用する。

夏場であれば、普通セメントでも7日もあればθ=24KNは確実に出ます。

逆に地域によっては普通セメントしか使った事ない!って方もいるかも!!w

東海地方は結構早強セメント使うんです。常識的に早強セメントです。(理由は分かりません)

工期に余裕があれば普通セメントで十分です。

普通セメントを使用すると早強セメントよりもシャバシャバになるので流動性はかなり高いです。

そして、硬化も結構遅くなるので作業的には楽です。

 

混和剤の量を増やす

一般的に2%程度しか入れていないと思いますが、実は4%程度までは効果があるんです!

と言ってもレオビルド4000のカタログの使用方法に

標準的な使用量はセメント100kg当たり原液で2000㎖ですが、使用目的に応じて
原液で1000~4000㎖の範囲でご使用ください。

と書いているんです。

と言う事で4%までは投入可能という事です。

早強セメントを使用して硬いな!って思った時は水で緩めてはいけません。

混和剤で緩めた方がイイです。

水で薄めた場合、強度低下が著しく起きます。

薄める時は混和剤で!

職人はそう言った知識はあまりないのですぐに水で薄めようとします。

それだけはゼッタイに止めて下さい。

NO!

出来れば説明してあげれば今後そう言った知識があれば、強度不足に悩む事は無くなります。

セメントは水が少なければ強度が上がるって事を教えて下さい。

デミリット

ただし、デミリットがあるのですが、混和剤を入れすぎると・・・・・

塩分濃度が結構上がります。

と言っても、鉄筋挿入工の材料はドブ漬けメッキ加工済ですので本来はそれ程気になりませんが、

管理的にはマズい・・・・カンタブを使用する際はお気を付けて。

 

塩分濃度と中性化の研究では、面白い結果が出てますのでご参考までに。

セメント硬化体内の塩分が中性化に及ぼす影響の把握 土木学会

 

もう1つあるので、それはまた明日に!

 

それではまた。


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