皆さんこんにちは。
エンタです。
毎日ブログ書けますね!って言われます。笑
そうなんです!
もの凄く大変ですw
ヘロヘロになって現場から帰って来ても書きます。
しかし最近思うのは、現場に出た方がネタが拾えるな~って思っています。
ヘロヘロになってもネタが増えるので現場に出ようと思っています。笑
やっぱり現場は最高です!
閑話休題
カンタブ
生コンクリートおよび細骨材中の塩化分量測定を簡単に行う製品です。
通常コンクリート中に含まれる塩化物イオン濃度は0.3kg/m3以下とされています。
要するにこれ以上の濃度が有ると、コンクリート中の鉄筋が腐食し膨張して、
コンクリートにクラック(ひび)が入ったり、最悪の場合構造物の倒壊やモルタルの剥離などの可能性が有るという事です。
アルカリ骨材反応 (wiki)とはちょっと違いますよ。
現場吹付法枠は現場で塩化物量測定を管理しなければいけない必須項目となっています。
NEXCOなどではグラウトなどもその対象となっています。
測定方法
それではどの様に測定するのかといいますと、一般的にはカンタブと言う製品 を使用して測定するのですが、
パッとみ素人ではわかりにくい測定方法かもしれません。
と言ってもカンタブの箱の中に測定方法が記載されています。笑
まず、供試体(コア用)を作成します。そこの横で余ったモルタルにカンタブをぶっ刺します。
(モルタルは現地で使用するモノであればどの様な採取の方法でも構いません。)
できるだけ抜き差ししてモルタルの水分をカンタブ下部の脱脂綿の所に集めると早く終わりますw
このとき上から水を入れたりはしないでください。
正確な値が出ません。
↑はまだ刺したばっかりの状態です。アルミの袋からあけたらこんな状態です。
だいたい10分ほど放置すると水分が上に吸い上げられてインクが上部サイドから出てくれば終了です。
測定後の後処理
1,インクと無駄な水分をしっかり抜き取ってください。
爪で脱脂綿の所をギュゥっとすると水が出てきます。
2,カンタブの裏に番号を1番から3番まで書いてください。(最初に書いてもOK)
3,その場で読み値を裏に書き込んでください。
(時間が経過すると残水で多少結果が変わります。知れてますけどwww)
写真を撮る際はその時の値で書けば時間の経過で結果が変わっても写真が残っているので問題ありません。
その時のデータが大事です。(カンタブは気がつけば消えている事もありますから。)
NEXCOなどの公団系は必ずその時に撮影が必須です。
4,元にあったアルミの袋に日付を書いて保管しておいてください。
とりあえず現場でのカンタブ測定はこれで終了です。
あとは帰って書類整理になります。
砂の種類で吹付け自体の施工量が多少左右されるので、良質な川砂を使用できれば最高だと思います。
海砂でなければ、塩分に関してもさほど気にも止めないですむと思います。
が、最近は品質の高い海砂も沢山有るので気にする事もない様な気もします。
ちなみにカンタブは低濃度品を使用しておりますので、
低濃度品でカンタブの読みが測定できれば絶対に塩分量は超えません。
読み値が測定外(脱脂綿の読みを超える)で有れば標準品になります。
それではまた。
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