皆さんこんにちは。
エンタです。
今日は富山に行って来ました。
そろそろ寒い地方も仕事が始まりますね。
春と特にイロイロ助かります!
ありがとうございます!w
閑話休題
法面の確認は法肩よりも上が重要
弊社で行っているロープ講習の際によく言っているのですが、
ロープ設置時に施工法面の上部の環境を確認してください、と。
結構ある事故なんですが、施工中に法肩上部、
ロープを張っているもっと上から落石があるんです。
我々が安全帯を使用して下がっているロープって大体が立木に緊結しています。
その立木って直系20センチ以上でも結構揺れるんですよ。
木が揺れると言うことは、地盤が揺れます。そうするとソコにある石などが動く恐れがあるんです。
その結果落石が起きます。
特に上部が急勾配であったり、転石群があったりするような山は非常に危険です。
ある程度の転石であればグリーンネットやトリカルネットで防げます。
しかし、それを押しのけるクラスの石であればかなり非常に危険になります。
1センチサイズの石が耳の横を通過しただけでブンッって音を立てるほど強力な破壊力を持っています。
それがそれ以上となると命の危険が十分にありますし、それで亡くなった方も大勢います。
ちなみに、1センチサイズで青あざになります。(昔当たった経験がありますが、折れたかと思うほどです。)
少しでも危険性を下げるために十分に安全確認を行って下さい。
もしも、あまりにも危ない浮き石郡があるようであれば、ファイバー入りのモルタル等で仮吹付や、
根固め等を行った方が良いですね。
それを企業努力として出すか、安全に関する創意工夫として出すかは監督次第ですね(笑)
それではまた。