皆さんこんにちは。
エンタです。
完全に仕事始まりました。
うちも今日から現場入っています。
この時期にはやはり事故が起きやすくなります。
やっぱり気が緩むんですよね。
そして、自分だけは大丈夫と思ってしまう。
コレが非常に危ないのですが、
ではなぜ、そう思うのでしょうか?
人間は思考の近道して判断しているそうで、それをヒューリスティックスと言います。
(思考のショートカット=ヒューリスティックス)
簡単に表現すると
社長=年配
医者=男性
メガネの人=マジメ
看護師=優しい
ヒューリスティックス ウィキペディア
人間は物事を判断する際に一部の様子だけを見てそれを「代表」するモノとして
判断材料に使うという事を代表性ヒューリスティックスと言います。
ヒューリスティックスには「代表性・想起(利用可能性)・アンカー」の3種類があります。
過去に、事故した事、怪我した事が無ければ、
それが思考の近道の結果、
自分は大丈夫という判断になる訳です。
宝くじを買う感覚と同じです。
もしかしたら今回は当たるかも!って思って買いますよね?(私は買わないのですがw)
1等2億とかが当たる確率は1000万分の1程度だそうです。
にもかかわらず、当たるかも!って思うんです。
その売り場に「ココから1等2億出ました!」って張り紙があって、
ココで買えば!って思う訳です。そして、CMでバンバン流して当たると言う良いイメージを
気がつかないうちに植え付けられます。(俗に言うアンカリング効果)
アンカーヒューリステックス
途方も無い確率をイメージ出来ないために、
当たるのでは?と言う簡単なイメージに流されるそうです。
現場で起きる事故に関してもイメージが出来ないんです!
どれだけ、KY活動をやろうが、安全教育を行おうがイメージ出来ていないと言う事です。
だから、不安全行動を起こす。
私自身もそうなのですが、この業界に入り21年になります。
今まで、私が監督した現場で施工中に事故を起こした事がありません。
なので、私自身もうちの会社も事故を起こす訳が無いと信じています。
しかし、コレでは駄目なんです。
では、どうするか?
それはまたの機会に。
それではまた。