皆さんこんにちは。
エンタです。
先日とてつもない言いがかりに遭遇し若干震えておりますw
ネットでもリアルでも訳が分からない方は恐ろしいです。
閑話休題
先日、録画で「知られざるガリバー」と言う番組を見ていました。
日本の様々な大手大企業を紹介する番組なのですが、だいたいの会社が自社開発技術を武器に大きくなっています。
特に今の大手は昭和初期、もしくはもっと前から常に新しい技術を追い求め今に至っていると言う感じです。
そして、今もなお新しい技術開発に取り組んでいます。
その恩恵を受けて我々の快適な生活が有るわけです。
そんな開発現場はとてつもない時間を掛けて少しずつ製品にしていくわけです。
法面工事でも同じ事で、それを我々施工業者も特許使用料・許諾料を経て施工させて頂いております。
法枠などはすでに製品特許が切れてしまっており、どこのメーカーでも買えるように今はなりました。
かつてはとてつもない金額(今の5倍位だったような)で材料を買っており、今思えば凄い時代でした。
しかし、そんな製品を開発してくれた方々がいるから今の我々の仕事があると思うと感謝しかないですよね。
アンカー工は昔から材料に特許があったので材料が買えないと施工出来ない時代でした。(法枠も同じ)
削孔出来ても材料は許諾使用料を払っている大手のみ購入出来る時代だったので、その辺はある意味独占でしたね。
ここで共通するのは特許なのですが、それ以外に監督の存在です。
こう言った特許系の工法の指導者はだいたいが施工管理の監督なんです。
監督無しでは施工が出来ない時代でした。
恐らくですが、我々40歳台以降の業界人が法面の今採用されている技術の黎明期だと思うんです。
そのおかげで私も若い頃、会社が特許使用料を払っている特殊施工についての施工検討会や試験施工会に沢山行かせて頂きました。
最近生まれたばかりの施工はあまりわかりませんが、当時はとにかく試験施工が多かったんです。
今普及していない工法なども数多くありました。
その時代の施工監督は今は施工会社に施工を教えられるレベルの監督な訳です。
昔はそんな監督が多かったので施工業者が施工を出来ない事って多々有りました。
それを一から教えていく施工監督。
今思えば凄い時代だなーって思います。
それが今は当たり前のように誰でも施工出来ます。
どんな新工法もある程度マニュアル化されており1週間も施工すればだいたい出来る様になるわけです。
最近そう言うのを思うと、誰でも出来る施工だからこそしっかりやって行きたいなって思うんです。
我々の工事って特殊な特許工法でも1週間もやればだいたい誰でも出来ます。
早い遅いは別として誰でも出来るように作ってあるんです。
だからこそしっかり確実に出来る様に努力した方が良いように思うんです。
ここ数日集排水ボーリングを行っています。(オペをベトナム人に教えています。)
有孔管をしっかり所定の位置に来るように教えています。
しっかり塩ビ糊を付けたりも。(常識ですけどw)
人によっては塩ビ糊付けない人もいますし、有孔管は入ってればいいって人も居ます。
それではダメなんです。
簡単な工事だからこそしっかりとした施工を出来る様にしていきたいですね。
それではまた。