竹割工法は法面屋の仕事(過去の記事)

皆さんこんにちは。

エンタです。

 

竹割工法って知ってますか?

最近依頼されて、施工しています。

竹割工法

こんな感じ↑の工法なんですが、これ見て何か思いませんか?

これって、実はおもいっきり法面屋の仕事なんです!

上に、リングは法枠を組みます。

その後に、リング内をミニBH(バックホー)で山を掘削していきます。

格段にロックボルトが入るので1.0m~1.5mの掘削で止め、表面にモルタル吹付を行います。

通常の法面で行う逆巻施工と同じです。

モルタル吹付後にロックボルトを3.0m~8.0m打設します。

それを所定の高さまで掘り下げていきます。

 

上部の強度が足らない場合はロックボルトではなく、アンカー工で対応します。

吹付から削孔までできれば1班で十分行けます。

この竹割工法が終わったら今度はそこから深礎工が始まります。

と言っても、これだけの規模の橋脚が今後どれだけ増えるか?

と思うとまぁ・・・あれですねぇ~www(橋梁補修は増えても新設は?)

 

この施工で必要な機械は、生コンを吹けるスクイズポンプ、コンプレッサー、削孔機、グラウトプラント一式。

これを常に順番に使用しながら使うので常駐必須です。

よく、うちでも機械が少し空くなら他の現場に持っていってサクッと終わらせてまた持って帰る。

って事が出来ないです。

特に最初のうちは吹付とロックボルトの間隔が短いので常に入れ替え入れ替えで施工していきます。

下の方になるとロックボルトが増えるので吹付の出番が少なくなります。

 

しかし、こんな仕事があるなんてまだまだ未熟です。自分自身が知らないところでいろんな事が行われている。

情報は大事ですね。情報は吐いて捨てるくらいが丁度いいですね。

法面屋の需要は色々な所でもっともっと増えていくと思いますのでもっと盛り上げていきましょう!

 

それではまた。

  • B!

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