皆さんこんにちは。
エンタです。
先日水抜きロックボルトが北海道建設新聞に紹介されました^^
北海道の方は是非ご覧下さい
少しでも皆さんが気になって頂ければと思います。
本当にありがとうございます^^
記事にも書かれているように
令和6年11月1日(金)に説明会を行いますので興味がある方はいらっしゃってください。
ただし!って部分があるので下記の記事をお読み下さい。
水抜きロックボルト工法研究会(仮)会員募集の説明会開催します!
閑話休題
水抜きロックボルトはどのいった条件下で使われるのか?
って思いますよね?w(思ってほしい)
基本的には通常の鉄筋挿入工として使用してほしいです。
構造はまるっきり同じですから。
補強土壁+水抜きなので、崩れた山にも崩れていない山にも使用できる。
例えば、急傾斜地の法面に打設するだけで局地的な大雨が降った場合も対応出来ます。
極端な例ですが、1本打っておくだけでその部分の水を抜いてしまうので崩壊できない!って事になります。
局地的大雨が降ったときの地山の状態がこれです。
今にも爆発しそうな、しなさそうな状態ですね。
コレがもうヤバイ!って瞬間に濁水が流れてきます。
我々の中では常識的話しですが、崩壊する前に濁水が出ますよね。
コレは細いミズミチから圧力開放が始まった瞬間です。
これが始まった瞬間に崩壊します。(風船が破裂する様な形で爆発)
最初から太いミズミチがあった場合はどうなりますか?(水抜きロックボルト)
高圧の部分に無圧の部分があったらどうなるでしょう。
その圧力の逃げ場は圧力のない部分しかないですよね?
と言う事は山が崩壊する事が出来無いと言う事になります。
水抜きロックボルトは
崩壊予防工でもあり崩壊対策工でもあるという事です。
設置するだけで周囲の崩壊をも予防してしまう可能性(ここは希望でありデータは取れない)
最初は、被災してはいけない高速道路(NEXCO)の法面を想定して作っていたんですが、
結局はどこでも使えるな~って思いながらの工法作成になりましたけど。
なのでNEXCO現場には効果的だとは自負していますが、
一般の急傾斜地や通常法面でも使えるという事です。
そして法枠の意味が少し薄くなっていく様にも思います。
しかし全部がそうなるかと言うとそう言うわけでもなく、
法枠工のサイズを小さくし水抜きロックボルトで土圧の掛からない山を作る。
という風な形も作れます。
とにかく水圧によって土圧が掛からないと言うのが一番のメリットですね。
そして地山補強土の部分はグラウトを使用しているのでしっかり摩擦が取れる!
デミリットは通常の鉄筋挿入工よりも材料費が高くなる事でしょうか。
鉄筋挿入工+水抜きなのでその分削孔費もプラス。
1回の施工で終わるのでトータルは圧縮されていますけどね。
部分的に見れば高く見えるかもしれないですね。
と言う事で「水抜きロックボルト」はどこで使えるのか?
A:どこでも使える(↑で散々書いた)
それではまた。
水抜きロックボルト工法研究会(仮)会員募集の説明会開催します!
締切は2024年10月18日(金)