皆さんこんにちは。
エンタです。
昨年12月に日本建設業連合会から
「建設工事を発注する民間事業者・施主の皆様に対するお願い
建設資材高騰・労務費の上昇等の現状」 パンフレット」
と言うのが出ていました。
それがコレです。
建設技能労働者の労務単価の上昇
建設工事の資材価格高騰
2021年3月時点での単価と2023年での単価の上昇率が書かれています。
その頃の見積単価と今の見積単価って上がっていますか?
ハッキリ言って上がって来たのは昨年2023年のからくらいで、ほんと最近です。
やっと大手の実行予算レベルでの人工単価が上がってきた感じですね。
しかし、どんどん上がって行かない理由は
施工業者の見積が以前と同じで単価を上げて行かない業者が居るから。
元請も安ければ安いに越したことないので当然黙っています。(ニンマリ)
市場の状況を見て、
自社への投資と社員の給料を上げていこうと言う気持ちが無いからだと思います。
今なんとかやれれば良い(食えればイイ)という施工会社あるあるではないかなーって思います。
コレだと先を見限って逃げていく若い職人沢山いますよね。
年配の職人だとまぁイロイロ面倒くさくなってその会社に居るんでしょうけど。
見積作る上で、ある程度今までの価格帯を知っていると思います。
だからそれを見てまぁこんなもんだろうって感じで見積もりしていますよね?w
もしくは、この単価だと仕事取れないって思って最初から下げていませんか?
もう、元請側に施工会社を選択する余地って無くなって来ています。
それだけ業者が減っていますから。
だからと言って足元を見るような事はダメだと思いますが、
うちはここまで欲しい、ここまでに抑えてほしいという風な話し合いをしていく時期だと思います。
元請の監督も自社の利益率分かっているので無理強いはしないはずです。
元請会社としての利益は守るはずなのでお互いに話し合って単価を決める事が大事ですよね。
単価で決裂した場合、施工出来ないだけですから施工しない!
無理な単価で仕事しない
元請の「次の現場で補填する」は信じない
仕事無い時はジッと我慢するか、他社に営業する
国交省が出している労務費単価を見つめる
元請の赤字は下請には関係無い
元請の実行予算は下請には関係無い
施工単価の低い業者から潰れていく
この辺を踏まえつつ、下請としての単価を施工価格を上げて社員の給料アップ、
施工機械の購入で施工効率アップを図っていきましょう!
それではまた。