皆さんこんにちは。
エンタです。
先日youtubeで建設デレクターの事を見ました。
この動画を見てまず建設デレクターを調べて見ましたw
まぁ数年前からちょいちょい話しは聞いていたのでザックリは知っていましたが、しっかり調べたのは今回が初めて。
そして、イロイロと思ったので、書いてみようとw
イイ事も悪い事も含めてですね。
そもそも建設デレクターって何者?
デジタルツールやデータ整理などを活用して、技術者の負担を軽くすることを目的としているようです。
ザックリ現場の書類をやってくれる人ですね。
メリット
技術者の“雑務”が減る
書類作成・データ入力・電子納品など、「現場技術そのもの」以外の仕事をディレクターが肩代わりできるので、技術者は本来の仕事に集中できる。
これ、かなりストレス低減になる。
効率アップ・時間の節約
デジタルツールを使って情報整理・処理をしてくれるから、重複作業や無駄待ちが減る。
オフィスと現場のコミュニケーションのタイムラグも縮まる。
多様なキャリアパスの構築
現場作業が苦手/体力的にきつい人でも、ICT・データ系のスキルを活かして建設業界で活躍できる道ができる。
女性や若手にも優しい可能性あり。
働き方の柔軟性向上
ICT業務・書類作業はリモート対応できる部分があるので、オフィス勤務・在宅勤務等との組み合わせが可能になる。
ライフイベントによる離脱を減らす可能性がある。
品質・安全・技術継承への集中
技術者が本来の技術や品質、安全面に集中できれば、現場全体のアウトプットが上がる。
デメリット・ネック
新しい職域ゆえの曖昧さ・混乱
「何をどこまでやるか」が会社によってばらつきあり。
「デレクターがここまでやると思ってたのに違った」というギャップ。
作成の指示する現場代理人の負担は・・・・(しかも現場にいないから毎回web会議?)
ICT/デジタルスキルの習得コスト
書類・データ処理・電子納品・3Dモデル等、色んなツールを覚えないといけない。
ツールの導入・教育コストも馬鹿にならない。
会社に寄ってシステムがかなり違う
責任範囲は広いが権限・報酬が追いつかない可能性
書類ミス・納期遅れ・データの不備などの責任は重いけど、「決定権」や「報酬」「評価」が十分に設定されていない現場だと負荷ばかりが増える。
って思うと、現場代理人の責任の重さw
建設デレクターがミスしても現場代理人のミスに!
現場との対立/コミュニケーション摩擦
技術者や職人から「そんなことまで口を出すな」「現場を知らない奴が…」と言われることはかなりあるでしょうねー
特に図面書いてたり、設計してたりすると(設計までするのかな??)
現場経験が少ないデレクターだと特に軋轢が有りそう・・・
実際の現場の確認とか雰囲気を見せる必要性ってで来るんでしょうね?
業務は基本書類だけとか、出来形品質だけとかに絞られるとそれもなかなかですねー
ツール・環境整備の必要性
ICTやデータ管理システムがない・古い・現場ごとのフォーマットが統一されていない、という組織だと機能しにくい。
整備に時間とお金がかかる。
この様な感じでしょうか?
そして建設デレクター協会というものもあり、それを運営しているのがIT会社?
てっきり大手ゼネコンとかが主導でやっていると思ったのですが、全然違う素人?の会社が運営している様です。
コレはコレでどうなのよ?
また国の天下り機関の資格ビジネスか?って思わざるを得ない感じです。
そもそも論ですが、やはり現場の事を教えるのに何も知らないのはかなり大変ですよねー。
って思うと、仕事デキる事務員さんの給料を上げてそこまでやってもらう方が、効率は良さそうですよね。
そもそも、最近の建設CALS対応のシステムだと出来形写真撮ったら出来形管理図出来ちゃうので逆に何をやる?
てなるんでしょうか?
図面の書き直しとかですかね?
それって代理人や担当者が指示してやれるのか?
イロイロ考えて行くと、結局ほんとにどこまで出来るのか??
って思っちゃう。疑問だらけにwww
それなら、引退した現場代理人OBを引っ張り出した方がいいのか?(無理矢理w)
にしても今の所難しそうな感じもしますが、やっていかないと人手不足の事も考えて今後は厳しそうですね。
今後どうなるか分かりませんが、見守ります。
もしくはそう言った外注で出来る法面屋の建設デレクターを作る!?って言うのも有りかもしれないですね。
私が教育して、事務員さんが図面書いたりカンタブ張ったり。
それを外注として受けるとか?w
まぁそれも商売になる時代でしょうね~
昔の建設CALSの代行みたいな感じで。
そのうち内製化するんでしょうけど。
イロイロと考えさせられる建設デレクターでした。
皆さんはどう思われますか?
ちなみに、私はデミリットばかり上げましたがこう言った活動はドンドンやった方が良いと思っています^^
それではまた。
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