皆さんこんにちは。
エンタです。
先日から鉄筋挿入工の削孔開始日です。
本当はもう1日前から削孔だったのですが、トラブルがあり1日ズレましたw
しょうがない?事かどうかなんとも言えないアヤフヤなトラブルでしたが、とりあえず削孔開始です!
削孔機をセットして私が少し試験削孔してあとは写真の彼に交代。
そして、彼はノズルマン!
ノズルマン歴は15年くらいでしょうか!?
どんな現場でも、凄く綺麗に吹き上げます!
彼の握力も半端なく、手の平もゴツゴツですw
なので法面に関してはほぼ全て出来るでしょう!
しかし削孔機械の経験はゼ~ロ~
あーして、こーしてで、こーなんて、ココが危険。
手元に声を出して指示、合図も声出す。。。。
「引くよー、逆転~、正転~」って声に出しながら、手元を確認しながら。
こうすると手元が危険、あーすると手元が危険、こうなると自分が危険。
を教えて、今日は1日2mの鉄筋挿入工を20本削孔しましたw
初めてにしては十分です。
結構緊張しながら恐る恐る機械を操作していたので今日は多少は疲れたでしょうか?w
なぜ、ノズルマンに削孔機をさせるのか!?
それは、多能工を作るためです!
のり面だけやっておけばいい?
アンカーだけやっておけばいい?
今の時代はそんな時代ではありません。
のり面も出来るけど、アンカーも出来る。
落石防護柵も出来るし、落石ネットも出来る。
ロープネットも出来るし整備も出来る。
まさにのり面での多能工ですよね。
それだけを突き詰めたプロも必要なんです。
が、それ以上に求められているのがだいたいある程度何でも対応可能な職人です。
我々の業界で、どちらの仕事が圧倒的に多いかというと、だれでも出来る様なちょっとしたのり面が多いですよね?
トンデモナイ技術が必要な工事ってそれ程無いですよ。特にのり面には!
逆巻施工が1社で出来れば元請け楽じゃないですか?
オペが休むと現場止まりますよね?
ガンマンがいないと吹付出来無いですよね?
それを誰でも出来るって魅力無いですか?
ロスが激減ですよね??
エンタでは逆巻施工で1班で出来る様に削孔機からノズルまで持てるようにしています。
得意不得意の工法はありますが、現場になれればどこの班よりも最速ですよ?
施工班が切り替わる手間や期間が一切無いので。
そしてなにより、その職人本人のスキルが各段に上がります!
法枠施工する際に鉄筋挿入の位置の問題や、箱抜きのやり方などにコダワリが出てきます。
これは全てを知っているからこそ、気付く事であって、知らなければ適当です。
監督以外が先の施工について考えれるって凄く大事な事ですよ。
そうなれば監督も楽になりますし、施工能率も上がり施工の仕上がりもおのずと上がりやすくなります。
多能工を育てると良い事づくしなんです!!
そして、多能工をドンドン育成する事で利益にもつながります。
多能工職人になると、自分が何が向いていて、何が向いていないかよく分かりますよ?
それではまた。