皆さんこんにちは。
エンタです。
過去にイッパイ不正工事はありました。
その結果、施工管理が厳しくなる一方です。
無くしていきたいです。
法面工での施工不良・不正施工
1,アンカー工のPC鋼線、PC綱棒の切断。
2,アンカー工のグラウトの注入不足。
3,鉄筋挿入工の鉄筋切断。
4,鉄筋挿入工、自穿孔削孔の挿入不足
5,↑自穿孔の注入不足
6,コンクリート、モルタルの配合ミス。
7,植生工の配合ミス。種子混入せず。(最近では種子を入れない場合も)
8,ロープネット工の土砂部にセメントアンカー打設。
9,法枠工の鉄筋配置ミス、鉄筋サイズ違い。
10,アンカー角度の間違い。
11,ざぶとん枠の作成ミス(外周が盛り上がってる)。
12,モルタルの厚さが足らない。
理 由
理由を考えてみました。
1,工期が無い(殆どの理由がコレでしょう)
2,請負金額がキツイ(下請け側にはコレが多い)
3,技術不足(施工管理側の知識・経験不足)
4,職人の言いなり(↑技術不足)
5,施工性のみの選択 対策です。
6,職人の技術不足
対 策
1,工期については細かい打合せをするしか有りません。
しっかりと詰めて詰めて工程管理を行う事と、他社が絡む場合は 他社との中を取りながらやるしかありません。
また、工期がその様になる前に監督が毎日1時間程度の残業などを指示するべきでしょう。
2,請負金額は確実に上げていきましょう。安かろう悪かろうはもうそんな時代ではありません。
早くて下手な施工するなら、遅くても良い施工をした方が後々良いです。
あそこの業者は高いけど、良い仕事するからな、って言われます。
ちなみに、良い仕事する業者さんは必ずと言って良いほど 仕事も早いです。
その代わり高いです!それが当たり前です。見積は高く高く行きましょう!
3,管理者の技術不足は勉強、経験して頂くしか有りませんが、 一緒に施工する職人のレベルが高ければ問題無く施工出来ます。
そんな職人と一緒に仕事すれば、管理も施工もアゲアゲです。
施工管理は最低限を行えば、検査に通ります。ただ、最低限だけを行う施工管理だと点数が取れません。
点数の取れる非常に監督は重宝されます。給料もアゲアゲですよ?(知らんけどw)
やはり、施工管理者の仕事は非常に重要です。
不正、不良が出ないように管理する事が一番になります。
4,これが一番危険なのですが、仕事レベルの低い職人が一番うるさい事言います。
あれは出来ない、コレは出来ないとのたまうのです。
出来る職人は出来ないと言わず、出来る方法を一緒に考えてくれますし、
しっかりとした仕事を新人監督に教えてくれます。ただし、打合せと図面確認はしっかりと。
5,機械等を使って楽に出来る施工はそれはそれで良いのですが、楽がしたいが為に手抜きする施工はアウトです。
この辺も↑に通ずる所がありますが、職人・管理者のレベルに依存します。
6,職人の技術不足は優秀な監督であれば補えます。やはり職人も得不得意があって当然です。
その部分を補えるのが優秀な監督ですね。優秀な監督と優秀な職人だと現場がとてつもなくスムーズに流れます。
迷ったら
[迷ったら、王道]
私の場合、現場で迷ったり、困った事が起きた場合、必ず面倒な方を選ぶようにしています。(社員にもそう指示します。)
より正確で、より正解に近い方、手順書通り、説明書通りのやり方です。
その方が結局何も無くすんなり終われます。
逃げて、追われるくらいなら最初から王道で行けば追われる事もありませんし、ビクビクする事もありません。
大変な事の方が多いのですけどw
この痩せ我慢って言うのも好きですw
会社的には厳しくて、予算も無くて、こんなのやってられない!って事も平気な顔してやりますよ!(泣きながら笑顔)
それではまた。