皆さんこんにちは。
エンタです。
先日の段ボールから３DCADに落とし込み、朝一で材料屋へ。
この鉄板（t8×100㎜）を買ってきてコレを加工します。
（提携の鉄屋があるので寸法やサイズ感は完ぺきです！）
コレを次に曲げ屋に持って行きます。
最初はパイプで行こうと思っていたのですが、サイズの問題があり曲げで行くことに。
曲げの方が断然コスト↑ですけどねｗ（平板を曲げで円を作る手間）
これが曲げ加工後のモノです。
これ凄くないですか？
とんでもない精度で曲げてくれます！！
ちなみに、この曲げ屋さんは全国的に発注が来る凄腕職人の巣窟です！ｗ
この8㎜鉄板をから耳になる部分を切り出します。
この鉄板は1mあるのでそんな大きなバンドソーないのでガスで切ります。
切りたい位置に鉄板を置いて、上手くスライドさせながら行くと綺麗に真っすぐ切れます。
（今回火口が悪くなっており綺麗に切れず、しかも火の調整がなんだかおかしくて困りましたｗ）
こういった感じで切り出しました。
ガスで切断した際の溶けた部分はメタルソーで切断しましたが、。。。。
途中で刃が割れてしまいましたｗ
これで、ここからの作業を続けることが困難になったため、弊社の近所にある若園製作所に持ち込みです！ｗ
耳の部分に穴をあけます。
非常に地味な作業ですｗ
と言っても鉄に穴を開ける作業って比較的楽な方です。
他の素材（鉄以外）だともの凄く硬かったり、柔らかかったりで大変なんです。
ある意味鉄が一番加工しやすいです。
後は溶接ですが、溶接はプロにｗ
曲げ加工の溶接を半自動溶接機で私がやりましたが、やっぱり狭い所の溶接は難しいです。
溶接をたまにやる様な我々とは出来が違いましたｗ
組立ました。
こんな雰囲気です。
吊るとケーシーングがロックされるようにしています。
曲げ加工後の縦の溶接は私ですｗ見ないでくださいｗ
CAD図と見比べても遜色ないですね。（まぁその様に作ってますけどｗ）
ボルトナットも外れないようにナットの部分を溶接してあります。
振動などでも絶対に外れないように。
錆びるとみっともないので、とりあえず色塗っておきましたｗ
これでとりあえず完成ですが、現場で使用してみてから補修します。
当然ある程度の想像で作っていますので、想像と現実の調整をする必要があります。
これをする事によってより完ぺきになりますから。
完ぺきにしないと事故になる恐れが出てくるんです。
特にこういった冶具は完ぺきに現実合わせをして下さい。
本日またパイプが来るのでそれを加工して調整する予定ですｗ
それではまた。
P.S 溶接加工はやはり若園製作所！ここのおじさんなんでも作っちゃいますよ！
エンタのページで電話したとか、メールしたとか言えば、私に報告が来ます。
そして、私がコーヒー１本もらえます！
なにか金属加工の作り物で困ったらこちらに相談すると解決早いです。
ちなみに、こう言った加工物は図面とか無いと話になりません。
想像→図面を書く→FAXかメールで図面を送る→相談
これが最低限の流れです。
