皆さんこんにちは。
エンタです。
バカ棒って知っていますか?
読んで字の如く、「バカな棒」ですw
簡単に言うと馬鹿でも使える棒って事ですね。
バカ棒は通常同じ長さを何回も計る際に使用されます。
木に線を引いただけの棒です。
例えば、2mを何回もスケール(コンベックス)で計るよりもバカ棒を使えば簡単2mを計ることが出来ます。
考えずにポンポンと測定することが出来ます。
しかし、我々の法面の場合にバカ棒の使用方法を一歩間違うと意外と間違ってしまうんですw
と言うのも、我々の場合山を計りながら法枠を設置したりしています。
先に法枠の場合全ての梁を芯出しすれば特に必要の無い場合も有りますが、班によっては芯出しは2本おきや3本おきに設置するところもあり、その場合ピッチが曖昧になるのでバカ棒を使用する事が有ります。
その場合法面の起伏に応じてバカ棒をはわしていくので誤差が生じます。
バカ棒は基本真っ直ぐです。法面は起伏があります。
真っ直ぐと起伏では長さが違う事は分かりますよね?
そして、その人によって起伏の測り方も様々なのである意味で言えばバカ棒の方が統一出来ますが、法枠の設置には向かないという事です。
実際地山の起伏が激しい場合延長が長くなり、バカ棒で計ると短くなります。
短くなると言う事は法枠が過剰側になるという事で部分的には問題ありませんが、全体的にそうなってしまうと材料ロスや工程ロスにつながってしまいます。
絵を交えて描くと判りやすいのですが、それは次回でw
基本的に法枠等の芯出し等はスケール(コンベックス)の使用が望ましいです。
バカ棒が便利なのは判りますが、万能ではないのでご注意を。
最近ではバカ棒と言う製品も沢山有りますけどね。
それではまた。