皆さんこんにちは。
エンタです。
GW真っ只中ですが、長野の会社へパトロールに来ていますw(暇)
皆さんGWをしっかり噛み締めて楽しんで下さいw
閑話休題
昔から思うのですが、よく巨石の根固工とか施工しますよね。
私がこんな事と書いちゃうとアレなんですが、あの石ホントに動くの?って思うんですがw
1t・2tの石ではありませんよ!数十トンの石ですよ?
動くと思いますか??
まぁ数百㎏の石なら動く可能性もあるかも知れませんが。
根固工する際に一度根の部分を若干綺麗にして、若干掘ります。
すると結構根入れ(石が入っている深さ)があるんです。
そこにファイバー入りのモルタルなどで吹付ます。(サイズによって鉄筋組んで)
当然、周りの石なども捲き込んで吹くので風化も抑える事が出来ます。
そりゃ多少の風化は進んでいますけど、コレが動くとは・・・・っていつも思っちゃうんですよね~
長い目で見たら例えばコレが地震などで動いて落ちた場合、下部の構造物などに甚大な被害が出るでしょう。
それを阻止する為のモノと言うなら分からないでもありませんが。。。
実際、なぜこんな所をやるんだろう?って工事は結構有りますよね。
特に役所によっては農林系が多い様に思います。(気のせい?)
2003年前後にある農林の道路整備工事でのり面を数年に渡りやっていました。
その後、その道路はどこにもつながらず大雨で崩壊しそのまま放置の現場になりました。
今もなおそのままです。(以前見に行ったんですよね~w)
コレってどこかにつなげる予定じゃ無かったの??って思います。
無駄な工事がある事も否めませんが、それを我々が決める事では無いので文句の言いようもありません。
しかも、それが我々法面屋の仕事ですから。
最近コレだけ災害があるとその工事も無駄じゃ無かった?って思う瞬間もあるんです。
砂防堰堤からの鉄砲水などもそうですよね。
砂防堰堤する際はだいたいのり面屋が左右の取付部を施工します。
鉄砲水後の法面はどうなっているのか?役に立っているのかも知りたいですよね。
災害後の法面(現場)を見る事でもう少し勉強出来ることもあるでしょうし、工夫出来る事も有るでしょう。
無駄な工事にしないためにもそういった気持ちは大事でしょうね。
作った後はほぼ見る事無いですから、経過の確認はするべきです。(自分の為にも)
法面屋として。
それではまた。