建設業のボーナスは昨冬より17%減も、全産業で依然トップ
日本経済団体連合会(経団連)は22日、大手企業の2021年冬のボーナス(賞与・一時金)の平均妥結額を発表した。
全産業の平均ボーナス額は、昨冬比5.16%(4万4,666円)減の82万955円で、2年連続で減少した。
建設業の冬の平均ボーナスは、昨冬比17.18%(24万8,087円)減の119万5,955円となったが、今年も全産業の中では依然トップとなった。
建設業に次いで、冬のボーナスが高額だった業界は「電機」が93万1,151円、「食品」が89万9,754円。昨冬、今夏に続き、100万円を超えた業界は建設業のみで、今冬も他業種を大きく引き離す結果となった。
――ただし、このデータの調査対象は”東証一部上場、従業員500人以上の大手企業”であり、建設業の調査対象は”6社”とあくまで一部の結果だ。
2021年も残りわずか。クリスマスや年末年始を前に、少しでも明るい気持ちで仕事と向き合いたいところだが、読者の皆様は冬のボーナスはどうだっただろうか?