品質管理

表面水率試験を解く(その1)

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皆さんこんにちは。

エンタです。

先日の東海地方の雨ですが、もの凄い雨でした!

うちの現場も若干流されたようで・・・

突発的なこの時期の雨はコワイです!

養生をしっかりして行きたいですね。

突発的な雨


閑話休題

表面水率測定ってなんぞや!?

管理者の方はまぁ当たり前の事なんですが、新米管理者や元請けやその他の業種の方。

と言っても、その他の業種の方はこのブログ見ないんですけどねw

しかも、このネタ以前のブログでも書いているのですが、

このネタは閲覧数多いのでもっと丁寧に書いていきます。

表面水率試験は大嫌いですけどね(笑)

表面水率試験状況

これをよく見ますよね?

法面屋必須アイテムの1つ

チャップマンフラスコ

これがよくちょっとした事で倒れて簡単に割れるんです!

昔、先端が割れた時に、目盛りは大丈夫だったので新品が来るまで割れたまま使用していた事が有りました。

私が現役の時はネット通販も無くて送品されるのに結構掛かった記憶があります。

そう思うと、のり面工事って20年前と全く同じ事をやってる進歩の無い仕事に思えてきます・・・

機械化は進みましたが、根本は同じですね。

藤原産業さんにチャップマンフラスコの保護材があります。

FSC藤原産業株式会社

 

次に、計量器と砂を入れるボール

計りは1㎏程度で十分です。

表面水率試験は500gだけの軽量になります。

まぁボールの重量があるのでそれも含め1kg以下か、もしくは2kg程度でよいかと。

 

この方法はJIS A 1111 の方法に基づいて行います。

JIS A 1111

だいたいの法面屋は砂500g 水200ccで行うと思います。

これを使って表面水率試験を行います。

 

この試験はなんぞやの前に、モルタル・コンクリート製品は何で出来ていますか?

って言われると、

モルタル=砂・セメント・水

コンクリート=砂・砂利・セメント・水

で、出来ていますよね。

そして、この砂。話しは少し逸れますがこの砂は、山砂、川砂、海砂と別れます。

別れると言っても出所は山なので同じなのですが、微妙に成分や泥の混じり具合が違います。

特に、海砂の場合塩分を含んでいるためにかなり洗ってあるんです。

洗い砂プラント

写真の様な感じで山になった砂をスプリンクラーで散水してガンガン洗うんです。

そうする事によって、砂の塩分やヘドロを洗い流すんです。

山砂や川砂でも粒度を合わせて同じ様な事をやっています。

その洗った砂を我々のり面屋は使用しています。

 

そんな水でビッタビタの砂を使用するとどうなるでしょう?

配合予定のモルタル・コンクリートに入る水が多くなります。

例えば、水を30L入れる予定でいた場合、砂がもの凄く水を含んでいたら、30Lよりも多くなりますよね?

モルタルだった場合はセメント+砂+水が予定配合にも関わらず、

実際はセメント量+砂+砂に含まれる水+水になるわけです。

これを正規配合に戻すために、セメント+砂+水-砂に含まれる水にする必要があります。

そこで登場するのが表面水率試験なんです!!

 

それではまた。


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