新エンタの法面管理塾

緩むナット(その2)

ロックボルト工Posted 2017.05.24

皆さんこんにちは。

エンタです。

 

先日の

緩むナット

の続編です。

緩むとどうなるか?

実はロックボルトの場合多少緩んでいてもそれ程影響は無いんです。

振動・衝撃でナットは緩むのですが、完全に取れてしまう事はほぼ無いので、

ナット自体は緩んだ状態でボルトに付いています。

 

例えば、緩んだ状態で山に変位が起きたとします。

ココで言う変位とは例えば、豪雨によって飽和状態となり斜面の重量が大きくなり、

滑ろうとするチカラが働いている状態です。

で、実際に滑った時にロックボルト(鉄筋)の動きは、

不動土塊に固定された鉄筋と移動土塊に固定された鉄筋の境目に荷重が掛かります。

そして移動土塊は動こうとしますので、鉄筋は引き込まれる方向に動くわけです。

その際に、ナットで固定されていた場合、動く事が出来ないので変位は少なくて済みます。

しかし、緩んでいた場合はその緩んでいた長さだけ引き込まれる事になります。

緩むと言っても1センチもナットが浮く事は無いので数㎜引き込まれる事になるでしょう。

 

対策ですが。

結構簡単な話なのですが、緩み防止のりって有るのですが、

我々の場合はいちいちボルトの頭に塗ってしまうと手間が増えるので、一気にコレを使います。

コーキングです!

ナット締める際に、コーキングを少し塗っておけば取れなくなります。

しかも、耐候性でナット内側なので十分劣化にも対応し、シリコンなので振動にも十分対応です。

もしも、幹線沿いでロックボルトを行う際は考えてみて下さい。

 

それではまた。


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