新エンタの法面管理塾

対処シリーズ(その3)アンカーが抜けた場合

グラウンドアンカー工Posted 2017.04.12

皆さんこんにちは。

エンタです。

先日撮り忘れていた、2.2KW のモーターです。

ローターの部分のさびを取り、電磁石の部分も綺麗にしました。

ベアリングは新品に交換です。

ついでに、サンダーも分解掃除しました。

アンカー工で使用するとグリスまみれになって内部に熱がこもる場合があります。

その為適度にオーバーホールするとかなり調子も良くなり、長持ちします。


閑話休題

 

抜けるんですよね~

アンカーってw

たまぁーに抜けます。

昨年度、うちの会社で抜けたのは1本でした。
(もちろん再施工しました。)

 

抜ける原因・要因・予測

  1. 定着予定の土質とはかなり差があった(N値などで判断し、削孔速度などの感覚)
  2. 同じ現場でも、グラウトの逸脱が激しい孔番があった。
  3. 削孔水の戻りがほとんど無い。(排土しない)
  4. エアーの戻りが無い。(排土しない)
  5. ケーシング内の孔内洗浄が不十分でアンカー挿入時に泥などが定着部に付いた可能性。(特に粘土)
  6. 加圧しすぎてグラウトが抜けた。(地山が崩れた?)
  7. アンカー定着部にグリースが付着した。
  8. 被圧水が高い。(グラウトが水圧で押される)
  9. 定着部が砂質土で逆流が激しい。

その他有りますが、ザックリこんな感じでしょうか。

この上記以外でも要因はあります。

品質低下にならない努力は必要です。

それでも抜ける時は抜けるので諦めましょうw

 

抜けた事に関してはしょうが無いことなので、その後の対策を決めることが大切です。

基本的には役所に公言し再施工が筋です。

会社内や、元請け内で終わらしてしまうのも問題ありませんが、言っちゃった方がなんか楽です。

再施工は、とりあえず抜けたアンカー体を除去出来る限り行います。

ジャッキで少しずつ抜けばイイですね。

大体1t位の荷重でスルスルと抜けますのでヌイちゃってくださいw

その後、アンカーの角度ですが、出来れば下方向に1度~2度程度下げて打つ方がいいですね。(設計基準範囲内)

で、材料の再注文ですが、出来れば定着長を1m~2m程度長くして発注した方が無難です。

材料の金額なんて知れてます。

一度抜けている箇所は場合に寄っては周囲の土質を荒らしている可能性もあります。

角度が違えば自由長部は部分的にかぶりながら削孔しますが、定着部は極力しっかり最初の孔とは違う所に削孔したいです。

打設位置が同じ箇所に打設出来ない場合は別途検討が必要になってきます。

 

それではまた。


“対処シリーズ(その3)アンカーが抜けた場合” への2件のフィードバック

  1. モリゾウ より:

    KTBのSCアンカーとか、最近は施工してませんが荷重分散型ってヤツも抜けやすいですね。
    後は…設計者がア◯で、周面摩擦を土質区分だけで決めるとか。
    他には…試験荷重を間違えたとか(>_<)

    • enta より:

      いつもありがとうございます。

      各社、イロイロな特徴が有りますから一概に言えませんが、管理者がしっかりその使用するアンカーを把握していれば抜けにくくなりますねw
      設計者の問題もかなり有りますね。特に最近の設計者が経験不足でと言う話しはよく聞きます。

      設計荷重は変換時に間違う可能性が高いですねwww
      私も昔間違って鋼線の降伏点荷重の0.9まで掛けたことがありましたwww

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